やぎりん日記

やぎりん!こと、作曲家の八木澤教司の日記です! 日々の体験や感じたことを書いていきます!
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Archive for 4月, 2010

◎ 台湾 第4日目【本番】

4月 30, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

本日はいよいよ本番。日中交流音楽会という内容の演奏会で明日から開催される第4回台湾クリニックのプレ・イヴェントのような雰囲気。練習を続けてきた私の客演指揮する一般バンド・桃園汲音管楽団の演奏を前半、そして伏見宣秀先生と秋山紀夫先生の客演指揮による福岡県の嘉穂高等学校吹奏楽部の演奏による後半による2部構成の形式。午前中はフリータイムだったので英語の勉強や確認をこなし会場の近くへホテルを変えるためチェックアウト。14時の会場リハーサルに合わせての出発。ギリギリの時間に到着し日本人チームはハラハラしていましたが、どうやら14時はリハーサルの「準備」の開始のよう。16時から嘉穂高校のリハーサルと書いてあるけど大丈夫なのかな?まだ楽器の積み降ろしなどをしている感じだったので 昨日の練習で気になっていたBass Drumの音色調整を東北福祉大学吹奏楽部音楽監督の松崎泰賢先生が自らミュートなどをしてくれました。松崎先生は仙台フィルハーモニー管弦楽団のトロンボーン奏者でありますが以前、打楽器もされていたようでとても詳しいです。クラリネット奏者の三浦幸二さんもチェックを手伝ってくれました。そして私と一緒に写っている台湾娘はティンパニスト。とても上手で確実にテンポを合わせてくれ、しかも演奏中にニコっとキュートな笑顔も見せてくれます。

15時頃よりリハーサル開始。バランスを松崎先生と三浦さんに聴いて頂く。適切なアドバイスを頂くことができてスムーズなチェックができました。30分ほどで練習を終えると担当者より本番まで時間が空くのでホテルに帰ってお休みくださいとのこと。しかしバンドのメンバーとコミュニケーションの時間にしたいので三浦さんと共に会場にいることに。皆んとトーキングしたり写真を撮ったり。とても仲良しになりました!写真のような大きな肉の乗っている弁当も食べました!

本番はもちろん大成功!3日前の練習が信じられないくらいの完成度の高い演奏!やはりコミュニケーションは大切ですね。音楽は国境を超える。言葉は通じなくても気持ちは通じるという意味をこれほど肌で感じることはありません。特に三浦さんの独奏で演奏した【インテルメッゾォ】(写真)とメインで演奏した【モーセとラメセス】は感動的な演奏になりました。楽しいし嬉しいし今までやってきた経験が全て出せた台湾での生活。明日の台湾クリニックのメインイヴェントである中華民国空軍楽隊(The Air Force Band)の客演も気合いが入ります。演奏を終えてロビーに出るとウインドアート出版のブースに多くの人々が!ブースを出店する神長一康さんは色々な質問をされて大変なご様子。神長さんは“ヤバい!困ったことになった。予想を遥かに超える勢いでCDが売れている!明日、明後日まで在庫が持つか判らない…”と珍しく生き生きとした口調で話しかけてきます。一方、三浦さんも聴衆の皆さんと写真を撮ったりサインをしたり。多くの人たちに声をかけて頂き充実した時間を過ごしました。写真はウインドアートのブースと神長さんの様子。一番空いている状態でこの人の数!

全てのプログラムが終わるとお別れの時間。せっかく仲良くなれたメンバー。日本ならば“またの機会”があるかもしれない。でも国が違うと可能性は薄い。まだホールに残っているメンバーを何とか集めてもらい三浦さんと共に「終わりの会」を臨時開催。こういった会は日本式なのかもしれない。前回のシンガポールではありませんでした。でもそうするべきだと思いました。日本語を少し話すメンバーの青年に気持ちを中国語で伝えてもらいお別れの挨拶を。感動のラストで今日を終えることができました。終了後は昨日と同様にアジア諸国の吹奏楽指導者の先生方と大宴会!色々な不思議な料理に圧倒されながらも楽しい時間を過ごさせて頂きました。ちなみに私は食べませんでしたが神長さんはカエルとかワニとか食べていました。よほど機嫌が良かったのでしょう!

● 台湾 第3日目【練習2】

4月 29, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

昨日の練習が順調に進んだせいか油断してしまい朝8時15分に起床。8時30分にホテルロビー待合せ。急がなくては!急いで何とか駆けつけましたがお迎えは10分遅れ。助かった。今日は午前と午後に中華民国空軍楽隊(The Air Force Band)の練習。クラリネット奏者の三浦幸二さんのソロとの共演である【インテルメッゾォ】を含めた5曲を練習しますが実は今日で最後の練習。明日は早速、演奏会が始まり中華民国空軍楽隊との本番は明後日となります。すなわち本日で練習を完全に終えなくてはならない。昨日、練習できなかった【死者の支配する国】【March-Bou-Shu】の2曲を午前中に、午後に【インテルメッゾォ】【ヘリングの朝】【眩い星座になるために…】を含め全5曲の最終確認をすることにしました。三浦さんにはバンラスなど客観的に聴いて頂くことに。ウインドアート出版の神長一康さんと東北福祉大吹奏楽部音楽監督の松崎泰賢先生は2人で観光ということで別行動。練習は順調。どんどん音楽が生きて行く。隊員の皆さんは昨日で私の作風をかなり判ってくださったようで、違った曲を練習しているにも関わらず類推したアプローチをしてくれます。とても効率的な練習が出来て、音楽が次々と生きていくのが伝わります。昨日はまっすぐに演奏していたフレーズも“ヤキサワミュージック、シンギング・スタイル!”と言って情熱的に演奏してくれます。少しずつコミュニケーションも出来てきました。

お昼は神長さん、松崎先生に報告も兼ねて昼食会。午後は再び行動を別にして三浦さんと共に軍隊の基地へ。【インテルメッゾォ】も三浦さんのソロも大変素晴らしくバンド全体もその影響もあり温かく柔らかいサウンドへ。隊員の皆さんは三浦さんのカデンツァに釘付け。微妙な呼吸も完璧に合っている。他の曲もとても良い雰囲気。一般に練習した内容が次に維持できなく、もう一度やり直し!ということがしばしばありますが中華民国空軍楽隊はそんなことは一切ありません。常に延長線上での練習ができるので、やった分だけ良いものになるのです。スタミナもあり本当に素晴らしい。夜は昨日に続き一般バンド・桃園汲音管楽団の最後の練習。明日は同バンドの本番となります。最初に同じく第4回台湾クリニックのゲストとして招かれているユーフォニァム奏者の露木薫先生の協奏曲の合わせ。露木先生の演奏は素晴らし過ぎて圧倒されます。そして私の練習。How are you today ?とかI had a lot of Taiwan foods. I love Taiwan foods. I’m happy!!(ルンルンのポーズ付)といった中学レベル英語を話すと大ウケ!又、We are very happy ! We met you!と大歓声! そして、やぎりんステッカーの配布!練習はお互い言葉が通じないはずなのに笑いありの楽しいムード。もちろん効率の良い無駄のない練習が出来て2時間もかからず5曲の確認練習を終えることができてしまった。テンポの揺れるところや重要なところは奏者と必ず目が合うようになった。そして日本語では、とか中国語では、とかキーワードをお互いの言語で置き換えながら進めていくこともできるようになった。更に三浦さんの演奏する【インテルメッゾォ】では呼吸のあった幻想的なサウンド感で見学者たちより大絶賛。休憩時には一緒に写真を撮ったりサインをしたり、そして以前に私の作品を演奏したというメンバーもたくさん話しかけてくれました。その様子に主催者の黄健能さんも喜んでくださり自分でも信じられないコミュニケーションぶりで夢のような時間でした。移動の車の中では神長さん、松崎先生と共に“奇跡が起きた”という話題に尽きました。三浦さんは“八木澤さんが語学ができなかったことが良い方に動きましたね。完全に想いが伝わっていますよ”と。とにかく嬉しいし、面白い。言葉が通じないはずなのに、自分の思った通りの演奏を引出すことができる。本当に感動です。明日は、いよいよ本番。

23時近くからパーティ(宴会)。第4回台湾クリニックに訪れるアジア各国の吹奏楽指導者との懇親会です。香港やマレーシアの指導者とお話することができてアジア諸国全体で自分の作品が演奏されていることを改めて実感。不思議なものです。つい数日前まで自分のことも英語で話すことができなかったのに松崎先生や神長さんのことを色々な方に片言ではありますが英語で紹介している自分がいます。三浦さんにその都度、今の言い方で合っていたかどうかを確認。実践で英語を勉強できます。写真は各国の指導者の先生方。

終了後はホテル近くで松崎先生と三浦さんと2次会。精神的にも肉体的にもクタクタなはずなのに今日の練習が上手くいったことが嬉しくて眠れない。明日の本番は一体どうなるか!本当にワクワクします。写真は毎日お世話になっている3種類のビール。松崎先生と貝。お肉と野菜。本当に美味しい!

● 台湾 第2日目【練習1】

4月 28, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

あまり寝ていないにも関わらず何かと心配なことが多く朝早く目が覚める。今日は通訳はいるのか。順調に練習は進むのであろうか。午前中はフリータイムなのでゆっくり過ごしながら英単語の勉強。台湾人は日本人と同じくらいの割合で英語が話せるとのこと。日本人も私を含め英語を話せない人は多いですが、簡単な英単語くらいはほとんどの人が知っているはず。ならば台湾人もそれと同じことが言えるはずです。英単語を音楽用語と組み合わせることで何とか対応できないだろうか。あとは日本での指導の時と同じようにフレーズを歌って違いを説明すれば伝わるのではないか。昼食は既に一週間ほど前から台湾で生活が始まっている秋山紀夫先生と合流。秋山先生は既に台湾の吹奏楽コンクールの審査を終えられたとのこと。“八木澤くんの曲は台湾でもたくさん演奏されていたよ。皆んな楽しみにしているから大丈夫だよ”と笑顔で励ましてくださいました。

昼食を終える頃、ウインドアート出版の神長一康さんからメールが届き台湾に到着したとのこと。又、東北福祉大学吹奏楽部音楽監督の松崎泰賢先生も同じ飛行機にて到着。神長さんは【太陽への讃歌】【カッパドキア】の人気の高い台湾ということで第4回台湾クリニックへブースの出店を。松崎先生は中華民国空軍楽隊(The Air Force Band)が東北福祉大の委嘱作品【ヘリングの朝】を演奏するということで休暇も兼ねて応援にいらしてくれました。心強い味方が加わり空軍の基地へ。銃を持った守衛の検問。日本とは違う。バンドのメンバーはどんな人たちなんだろうか。私の指揮について来てくれるのであろうか。通訳は軍隊の若い方。ですが音楽関係の方ではなく片言な雰囲気。昨日の反省を踏まえて覚悟を決めて自分自身の言葉のみで練習をすることにしました。予想に反してバンドの皆さんは穏やかな雰囲気。英語の話せる方は数名しかいないようでしたが英単語ならば伝わる様子。 中華民国空軍楽隊でも私は5曲の客演指揮を務めます。明日も練習があるのでとりあえずは3曲は練習を。一番演奏しやすいであろう【眩い星座になるために…】より開始。 生まれて初めて小節番号を英語で言ってみる。何名かに伝わりコソっと中国語でメンバーにすぐに伝えてくれる。初めは音を探りながらの演奏でしたが伝えた箇所は目に見えるように音が変わっていく。これは私が上手く伝えていければかなり良い演奏になりそうです。休憩中には松崎先生がトロンボーンパートへの貴重なアドバイスもしてくださり次第に練習の仕方が見えてきました。まだまだ私の力不足で効率的な練習はできませんでしたが、何となく希望が見えてきました。昨日に引続き夜は一般バンド、桃園汲音管楽団の練習。この要領で進めて行こう。その前に軽く夕食。

桃園汲音管楽団の練習会場では以外にもサックスの青年が日本語が割と話せることが発覚。明らかに通訳の方の数倍の実力。後で判ったことですがドラゴンボールやガンダムなど日本のアニメが好きなようで見ているうちに覚えてしまったという完全な独学。スゴい!当然音楽も判っているので頼れる存在。しかし彼にばかり頼ってしまっては明日の華民国空軍楽隊の練習で再び苦労してしまうし、何よりも自分自身の成長が全く無い。微妙なニュアンスを伝える時と私の話していることが理解できているかを確認させてもらう形で協力して頂きました。昼間の反省点を生かしなるべく無駄な時間を使わずに練習に取り組むことができました。2時間で細かな練習を含め4曲できた。三浦さんにも“八木澤さんが日本でやっている指導に近いことができていましたよ。昼間よりも新しい言葉(単語)も使えていたし順調ですよ”とのお言葉を。松崎先生からも“演奏が次々と変わって行って面白い”とのご感想を。私自身も言っていることが伝わっているか、伝わっていないかが把握できるようになり、そして自分のイメージ通りに音が返ってくるのが楽しくなってきました。むしろ通訳がいなくて良かったのです。通訳を通してしまうとどうしても関節的になりダイレクトに伝えられない。きっと話せないながら私が一生懸命に音楽を伝えようとしている気持ちを奏者は感じ取ってくれているのでしょう。とても嬉しい。明日はもっと上手くいくはずだ。

約1時間の車移動でホテルに帰り宴会に突入。慣れないことをしているせいかかなりの疲労感。でもビールも食べ物は美味しい!写真は左より松崎先生、三浦さん、台湾クリニックの責任者である黄健能さん、神長さん。2次会は松崎先生と三浦さんと3人で深夜3時まで。呑みながらも明日使うべき英単語の確認を。

● 台湾 第1日目【顔合せ】

4月 27, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

徹夜のまま成田空港へ。今回もJALでの出発!ようやく成田空港にも慣れてきました。しかし現地での予定詳細は未だに判らぬまま。通訳がいるようなので心配は無いと思いますが…。チェックイン後、時間に余裕があったので朝食を。そしてカードラウンジ(入出無料)でフリードリンクを飲んで携帯の充電をするなどで時間を潰す。ラウンジは誰もいなく快適!

台北へ到着し一足先に到着しているクラリネット奏者の三浦幸二さんと合流。お迎えの車にて早速、夜の練習会場へ向かいます。お迎えに来てくれた今回のプロジェクト担当者へ夜の練習はどんなバンドなのか尋ねるとあまり情報を持っていない様子。片言の日本語で中学生のバンドとのこと。しかし主催者からは一般バンドと以前聞いていたので三浦さんも私も?のまま現地へ。到着するとやはり一般バンドと思われます。その名も桃園汲音管楽団。 練習会場が中学校という意味だったようです。通訳はどこにいるのかと担当者に尋ねると判らないとのこと…。しかしながら数分後に通訳と名乗る方が現れました。ですが、その通訳の方は“私は楽器のことは判りません”と片言の日本語にて。すなわち音楽のことは判らないという意味なのでしょう…。まずは一度どんな演奏なのか聴かせて頂き様子をみることに。音を探りながら吹いているものの、きちんとした練習ができれば良いものになりそうな気配。とりあえず通訳を通して紹介をして頂きましたが早速、奏者に上手く伝わっていない感じです。このままではマズい。どうやら台湾は完全に中国語を使用しているようで日本語はもちろん英語も通じない雰囲気。仮に私が英語が話せたとしても何名かにしか通じないようです。ただ奏者の何名かに日本語が何となく伝わっている様子。5曲の客演指揮を務めるにも関わらず言葉の壁、意志の疎通ができず、あっという間に2時間が経過。結局3曲を音出しする程度しかできませんでした…。三浦さんの共演する【インテルメッゾォ】も不安定のまま終了。英語、ドイツ語の話せる三浦さんも不安な様子。1時間の車移動を経てホテルへ。“四季飯店”と予定表に書かれていたので判りませんでしたが“四季”は“フォー・シーズン”という当字。従って一流のフォー・シーズン・ホテルのことでした。恐ろしく豪華!

23時頃から主催者である黄健能さんと合流し宴会。同じく第4回台湾クリニックのゲストに招かれているユーフォニァム奏者の露木薫先生とも初対面。三浦さんも含め4人で遅くまで盛り上がりました。写真は左から露木先生、三浦さん、黄さん。治安がとても良いということで食べ過ぎたので健康のために歩いてホテルへ帰ろうということになり長距離の散歩。様々な屋台を見て異文化を楽しみながらホテルへ。到着後、三浦さんと共に明日からの作戦会議を深夜3時頃まで。明日は中華民国空軍楽隊(The Air Force Band)の練習もあります。恐らく通訳は…。

◇ バタバタと。。。

4月 26, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

長期留守のお知らせ

月27日(火)〜5月3日(のは台湾への遠征のため留守にします。この期間はパソコンメール及び、携帯電話&メールは確認できません(国内に戻ってから受信します)。又、その後も続けて関西方面に滞在しますので返信が遅れご迷惑をおかけしますが予めご了承ください。

何かと落ち着かない日々の中、新作の制作や事務作業、メールの整理、打合せなどをこなしてきましたが遂に明日からは台湾遠征が開始。先方とメールのやり取りをしてきましたが台湾側もご多忙のご様子で最終的な確認ができぬまま明日は出発する見込みです。空軍音楽隊の客演指揮ともう一つどこかのバンドを客演指揮しますが、こちらはどんなバンドなのか確認できぬまま。明日の夜このバンドの練習のようなのでそこで判るはず!又、最終的なプログラミングも行ってみて確認する感じになりそうです。その他、講習会やコンクールの審査などの任務がありますが既に現地には秋山紀夫先生も行っていらっしゃるので明日、全てが明らかになるのではないかと思います。今回のイヴェントは第4回台湾クリニックというものでウインドアート出版も初めてブースを出店。どんな旅になるのかいつも以上にドキドキします!台湾から日本へ5/3に戻ってきますが成田ではなく関西空港経由。国内でも客演指揮と新作初演への立ち会いをして自宅へ戻ります。従って約10日間ほどの長期出張になります。

さて、そんな旅の準備の中、ウインドアート出版の今年のCDのジャケットデザインが本日ギリギリで確定しました。社長の神長一康さんは浜松で開催される日本指導者クリニックにCDリリースを間に合わせるために頑張っています。神長さんは一日遅れで台湾へ出発するのでCDリリースに向けて追込みが大変のようでした。今回のデザインもネオクリエートの村田努さん。タイトルは【サグラダファミリアの鐘】となり、先日ドイツでオーケストラ版が公開された【アチャラナータの祭典】の吹奏楽原曲版も同時収録。その他、天野正道先生をはじめとする人気邦人作曲家の作品も多数収録されています。発売開始にご期待ください!

◎ 本八幡で!

4月 19, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

昨日は岐阜でお寿司を食べ過ぎて二次会はしませんでしたが名古屋泊。今日は自宅のある本八幡に戻る日です。何とクラリネット奏者の三浦幸二さんも東京で仕事ということなので、夜は懇親会を企画させて頂きました。とは言え私も早めに地元へ戻らなくてはならないし、三浦さんも予定があるので別行動。20時に再びお会いすることとなりました。あまりの身体の疲れが会ったので新幹線グリーン車にて東京へ。車内はガラガラでとても快適!昨日、味噌カツを食べ忘れてしまったのでお弁当にて食べました。久しぶりにこのお弁当を食べましたが本当に美味しい!また食べよう!

そして、、、夜は20時より懇親会!普段、なかなかお会いできない方々をお誘いしましたが、皆さん平日のご多忙中にも関わらず、しかも急な話にも関わらずお集りくださいました。参加者は【モーセとラメセス】の委嘱団体である松戸市民吹奏楽団の団長・菅井健さん、トレーナー・高橋康介先生、現在、演奏会に向けて【はてしなき大空への讃歌】を練習されている修徳高等学校吹奏楽部顧問・高津和恵先生、6月に委嘱作品を初演して頂く船橋西高等学校吹奏楽部顧問・平川忠一郎先生、トランペットの門下の先輩である市川市立第八中学校吹奏楽部顧問・諏訪貴士先生、そして三浦さん、私の7名。静かな空間ということや健康を考えて懐石料理を楽しみながらの宴会となりました。私のみの接点でお集り頂いたので、それぞれの方が初対面が多かったのですが話していると共通の知り合いがいたり、色々な繋がりがあっても最終的には熱い音楽談義となる良い機会となりました。皆さんありがとうございました!

終了後は三浦さんと共にタイ式マッサージで身体をリフレッシュして、その後に結局ラーメン終止に至りました…。しかも餃子付き。。。三浦さんも、すっかり酔っています。それにしても三浦さんはマッサージ中はずっとマッサージの先生と英語で会話をしていました。改めて凄い人だと思いました。。。

☆ 岐阜へ!

4月 18, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

松本のホテルのロビーでクラリネット奏者の三浦幸二さんと待合せをして松本駅に向かいます。本日は岐阜県に向かい県立羽島北高等学校吹奏楽部の客演指揮の練習立ち会い。何故、三浦さんも?と思われる方もいると思われますが、実は三浦さんには【アダージョ〜ソロクラリネットとウィンドアンサンブルのための】を同高校の定期演奏会で世界初演ソリストを務めて頂きます。又、2005年に東海市吹奏楽団の委嘱で作曲した【太陽への讃歌—大地の鼓動】の2010年改訂版も初公開となる演奏会となります。今回はNPO法人吹奏楽振興ネットワークのDVD及びネット配信を含めた企画で行われる試みということもあり、練習会場に到着するとカメラがスタンバイ。又、作曲者自身の指導ということもあり近郊の学校の先生方や生徒さんもたくさん見学にいらしていて公開レッスン形式で行われました。とても熱心な生徒さんたちばかりで楽しい時間を過ごさせて頂きました。写真は顧問の大久保夏樹先生と生徒さんたち。又、合奏終了後は三浦さんによるクラリネットパートレッスン(写真)。生徒さんは三浦さんの音を聴く度に驚きの声が上がりました。大久保先生も「プロの音を間近に聴いて生徒も喜んでいます」と、しみじみおっしゃっていて改めて【アダージョ〜ソロクラリネットとウィンドアンサンブルのための】を選曲させて頂き良かったと思いました。

終了後は大久保先生やNPO法人吹奏楽振興ネットワークの皆さん、三浦さんと共にお寿司で前祝い!たくさん食べてビールも呑んでしまいました。後半、眠気にやられてしまいましたが楽しい一時でした!

◎ 松本へ!しかし、、、

4月 17, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

徹夜で朝まで仕事をしていましたが、本日は松本市民吹奏楽団の合宿。季節外れの吹雪の中、自宅を朝7時過ぎに出発。新宿を9時出発の特急あずさに乗らなくては練習に間に合わない。しかし、、、新宿に到着すると「9時発の、あずさは運休となりました〜」とのこと。指定席まで取っているのに、そんな勝手なことを。。。又、更に「それ以降も運転見合わせの見込み〜」とのこと。かなりマズい。とりあえずホームへ行って駅員に尋ねると「今止まっている、あずさならば甲府までならば行きます」とのこと。とりあえず一本前の特急に駆け込みました。しかし途中の駅で止まって動かない。「甲府までは各駅の電車の方が早く着きます〜」などどアナウンスが。ですが、どうせ甲府まで行っても永遠に待たされるならばと思い特急車内で仮眠。でもアナウンスや乗客の苦情トークでゆっくり寝ることができません…。どうやら原因は線路への倒木とのこと。既に晴れているのに歯痒い感じ。とりあえず車内より写真撮影。しかしながら幸い合宿にはクラリネット奏者の三浦幸二さんがクラリネットパートのレッスンにいらしてくれている!私の到着が微妙なので合奏指導を私の着くまでの間お願いすることにしました!倒木の撤去が終わり松本へ到着したのは1時半頃。なんと6時間も電車の旅をしたことになります。松本に行くのにシンガポールに行くのと同じくらいの時間がかかってしまいました…。

練習会場に着くと三浦さんの丁寧なご指導のもとで音楽が出来上がっていました。そもそも三浦さんは前回の松本訪問の際に宴会でクラリネットパートの人々と盛り上がり、何とアルトクラパートで定期演奏会に特別出演して頂けることになったのです。CD【ペルセウス】においても三浦さんはアルトクラを担当。今回はアルトクラの重要性を痛感したレコーディングノ再来となります。夕食は合宿所で団員の皆さんとお弁当!その後21時過ぎまで合奏をして練習を終えるとアンサンブル発表会!何と知らぬ間に三浦さんが加わっている!すっかり団の人たちと仲良しになっているところが三浦さんの人柄を感じます。

22時より懇親会。写真の簡易おつまみ(写真)とビールで約1時間ほど宴会を体感し、明日の岐阜遠征に備えて駅前まで戻りホテルへチェックイン。三浦さんと共にビール、ワインを楽しみ深夜3時頃まで呑みました!

○ 尚美ミュージックカレッジ専門学校

4月 14, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

本日も朝まで仕事。そろそろ出発の時間!今日は学校名が今年度から新しく改名された「尚美ミュージックカレッジ専門学校」の初授業日。今年も水曜日の出勤ですが昨年と違い1限目から授業があるということ。すなわち朝は総武線の超ラッシュ地獄に巻き込まれるということです…。そして昨年は7限目まであったので20時30分まで学校にいましたが、今年は4限目で終わり。よって16時で勤務終了となります。1限目はアンサンブル実技の授業。5人のサクソフォーン・アンサンブルを担当することになりました。学生さん自ら編曲した作品で公開試験を行うといった現場実践的な尚美独特の授業。2限目は今年から初めて担当する作曲学科の任務。2人の学生さんの作曲実技レッスンを担当することになりました。3〜4限目はお馴染みの専攻音楽史の授業。音楽と共に絵画など他芸術の歴史的展開を年代を追って講義していくオリジナルの授業スタイルです。本日は初授業だったので自己紹介とガイダンス。将来に夢を持った学生さんたちばかりで今後が楽しみです。

その後は水道橋近くの昭和第一高等学校吹奏楽部の練習へ訪れ、生徒さんたちを激励し、夜は顧問の早川信一先生と板井行雄先生とミーティング。美味しいビールと食事を楽しみました!

▽ 伊藤楽器 in 船橋シティ!

4月 12, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

私の唯一の金管五重奏曲【ファンファーレ「ルナの鐘」】は伊藤楽器ルナパーク船橋オープン式典のために書いた委嘱作品。本日は1年ぶりに、その伊藤楽器に訪れました。同店のマスターでもある松永さんはデビュー当時からのお付き合いで大変お世話になっています。本日初めてお会いした店員娘・吉川さんは立正大学吹奏楽部の出身で佐藤正人先生の弟子とのこと。大学時代は【ホワイトパスポート】【はてしなき大空への讃歌】も演奏したという。こういった吹奏楽、楽器業界に精通したスタッフが集結した伊藤楽器。素敵ですね!写真は松永さん&吉川さん。

さて、本日は久しぶりにBARに1人で訪れました。これまで多くスコッチを呑んできましたが本日はSPRINGBANKというもの。とても美味しい!普段は大勢での宴会が主流な毎日ですが、こういった1人の時間というのも実は私は大好きです。赤ワインのハーフボトルもその前に呑んでしまったこともあり出費は1万円弱。ですが、こういった時間も色々な構想や考えをまとめるには必要。呑んでいても休憩出来ないところが職業病でしょうか???その後はお腹が空いたので久々の地元ラーメン終止!前回、サックスの浅利真くんがダウンした味噌ラーメンに再度挑戦!その後は疲労回復のためタイ式マッサージ店へ。クラリネット奏者の三浦幸二さんから以前よりタイ式は効くと聞いていましたが、確かに効きました。ただ、足を使ってのマッサージでかなり痛い…。酔っていたらかなり危なかった…という感じです。針や灸など色々試してきましたがタイ式は割と自分には合っているように感じました。ご報告まで!