やぎりん日記

やぎりん!こと、作曲家の八木澤教司の日記です! 日々の体験や感じたことを書いていきます!
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□ 移動が続く今日この頃。。

12月 09, 2011 By: S.Yagisawa Category: 日記

福岡から戻り色々と作業をしています。年賀状もそろそろ準備しなくてはなりませんが、今年は「謹賀新年」といった言葉を使用しない方が良いとのこと。それほど今年は日本全体として多くの困難があった年だったのだと改めて痛感します。東日本大震災は決して忘れることの出来ない、そして忘れてはいけないことですし、しかしながら同時に希望のある未来に向かって進んでいかなくてはならない辛さもあります。直接の被災者の皆様は夢や希望と軽々しく口に出来ない環境が現段階でも続いていることと思いますが、私には音楽活動によってご協力するしか無いと改めて感じています。先日、ブレーンミュージックより印税報告書の代りに義援金報告書なるものが初めて届きました。私も数曲、印税を放棄し義援金に充てて頂くことにした一人でありますが、多くの作曲家たちとブレーンのご協力によって2,391,652円の寄付をされたと具体的な金額で知ることが出来ました。又、応援しているのは日本だけではありません。数ヶ月前、ワシントン大学ウインドアンサンブルのティモシー・サルツマン博士からメールが届き、来年の3月11日に日東日本大震災へのチャリティーコンサートを企画していることを伺いました。そして私はシアトル交響楽団首席トロンボーン奏者である山本浩一郎氏やジャズトランペット奏者のエリック・ミヤシロ氏と共に当プロジェクト協力してほしいと頼まれました。もちろん喜んでお引き受けしました。その他にも吹奏楽のジャンルだけでも世界中の多くの人たちが日本を応援してくれています。私達も前向きに頑張らなくてはなりません。

週末は再び富山県に行き、なんと!吹奏楽団の第10回定期演奏会委嘱作品【「アンディアーモ!」〜 希望の風が通る街】 の世界初演(12月11日(日)14時、砺波市文化会館大ホール)に立会います。そして帰った翌日よりミッドウエストクリニックに参加するためにシカゴ[12月13日(火)〜12月19日(月)]に行きます。ミッドウエストではミーティングの他、陸上自衛隊中央音楽隊によって作品が披露されます。又、帰国後、成田空港から東京オペラシティコンサートホールへ直行し母校である武蔵野音楽大学ウインドアンサンブルの定期演奏会(12月19日(月)18時半)に出席します。今回はジェームス・ランブレクト氏の指揮で【ペルセウス】の改訂版(ハープなどが加わっている)が初公開されます。そしてその後は仙台で開催される東北福祉大学吹奏楽部第34回定期演奏会(12月23日(金)14時、東北福祉大学音楽堂けやきホール、12月24日(土)14時、電力ホール)の両公演に立ち会い、年末レコーディングと休み無しです。そして間もなくクリスマス。2011年の[やぎりんグッズ]はポストカードになりました。ブレーン(マチュピチュ&ナスカ)、ウインドアート(カッパドキア、ソクラダファミリアの鐘)、デ・ハスケ(ペルセウス、モーセとラメセス)の各社の契約曲をテーマにしたデザインとクリスマスヴァージョンの4種類がセットになったもので、既に大人気アイテムになっています。当然ですがクリスマスヴァージョンは期間限定です。私と直接会った方のみプレゼントしていますので欲しい方はぜひお声をかけてくださいね!村田努さんによる心温まるデザインです。

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