やぎりん日記

やぎりん!こと、作曲家の八木澤教司の日記です! 日々の体験や感じたことを書いていきます!
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Archive for 4月, 2012

☆ デ・ハスケのスコア無料閲覧!

4月 28, 2012 By: S.Yagisawa Category: 日記

まもなくゴールデンウィーク。私は5月中旬までは日本に滞在していますが、相変わらず国内を行ったり来たりする予定です。5月にはマカオ、6月にはオランダ、イギリス、そして一度帰りタイに行くといったスケジュールになっています。さて、オランダのデ・ハスケ社と契約している作品の、スコア全ページを無料で閲覧出来るようになりました(もちろんコピー防止の対策はされていますが!)。

代表的なものをご紹介するとギリシャ神話を題材にした【「ペルセウス」~大空を翔ける英雄の戦い】。既に海外だけでなく日本でも多く演奏されているのでご存知の方も多いと思います。又、同じく神話シリーズとして昨年リリースされたばかりの【吹奏楽のための交響的詩曲「モーセとラメセス」】。こちらはまだ日本では普及されていませんが昨年の日本吹奏楽指導者クリニックで推薦曲としても紹介されたのでタイトルはご存知な方もいると思います。

又、デ・ハスケのデビュー曲ともなった【吹奏楽のための詩曲「はてしなき大空への讃歌」】【輝きの海へ】に続く田川伸一郎先生と千葉県市川市立新浜小学校吹奏楽部の委嘱作品。九州地方を題材にした新譜【西風に揺られて~熱き心の鼓動が鳴り響く】や静岡県磐田吹奏楽連盟委嘱作品【シンフォニック・エピソードI】など全てのデ・ハスケ契約曲のスコアが閲覧出来ます。この他も公式ホームページで閲覧したり音源を視聴したり出来ますが日本語は一切対応していません。。。。尚、今月に発売されたばかりの新譜【ファンファーレ「未知への飛翔」】は福岡県立嘉穂高等学校吹奏楽部の委嘱作品、これら全ての楽譜&CDはテーヌ商会、ミュージック・ストア・ジェー・ピー、ヤマハなど国内の代理店で購入することが可能です。

◆小編成新作「ラン・パーン」レンタル開始!

4月 15, 2012 By: S.Yagisawa Category: 日記

お問い合わせの多かった【タイ北部民謡による狂詩曲「ラン・パーン」】の音源がようやく入手出来ました。響宴のCD発売を待てないという声に快くご協力を頂いたのが松崎泰賢先生率いる東北福祉大学吹奏楽部の皆さん。早速、音源を公開しましたのでぜひお聴きください!又、タイを含むアジア諸国の吹奏楽関係者に人気を得ているウインドアート出版より楽譜のレンタルが開始されました。代表の神長氏自らタイやフィリピン、シンガポール、台湾、香港と様々なアジア諸国に行き、吹奏楽指導者とコミュニケーションを取っていることもあり「ウインドアートは我々のような小さな国でも親身になってくれている」と信頼が厚いです。当作品は6月にゲストで招かれているタイ、現地でも演奏させて頂くことが決まっています。響宴の趣旨の一つでもある“小編成作品の提案”も意識し、極力少人数で演奏できるかつグレード(音域・リズム・アーテュキレーションなど)も下げるよう工夫しました。今まで私の作品に手の出せなかったバンドにもぜひ演奏して頂きたく思っています。

■ 参考演奏

◆ フィリピン国際吹奏楽フェスティバル!

4月 14, 2012 By: S.Yagisawa Category: 日記

名古屋からフィリピンのマニラへ直行!と言ってもセントレア空港から成田経由でマニラといったスケジュール。JALを使用するためにはどうしても成田を経由するしか手段がありませんでした。。。今回は政府のご招待ということもありマニラの空港に到着した瞬間にお迎えがセキュリティエリアにまでいらしてくださり安全に移動が出来ました。マニラには5泊6日滞在しましたが本当に恐いところでした。こんな治安の悪い雰囲気はなかなか体験出来ません。。。私は無傷で帰国出来ましたがウインドアート出版の神長一康さんはかなり絡まれたようで大変そうでした。街中は正に「地獄絵巻」のような雰囲気。空港からして他の国とは全然違い雰囲気悪いです。しかしながら吹奏楽のレベルはとても高い。今回は一般バンドの客演指揮と講習会の講師として招かれましたが、とても素晴らしかったです。指導者の指揮のレベルも高いですし恐れ入りました。特に大学バンドは日本の全国大会でも金賞を受賞できるレベルです。フィリピン・フィルハーモニック管弦楽団のリハーサルではめったに生で聴けないストラヴィンスキーの「春の祭典」も聴くことが出来ました。基本的にホールとホテル室内は安全。フリータイムもたくさんありましたが観光は一切せずに音楽を存分に楽しみました。またフィリピンはスペインの影響か一日5食が普通のようです。休憩の度に写真のような食事を出され食べるのも大変でした。まだまだ未熟さを痛感します。。。帰りの飛行機はご褒美かビジネスクラスに無料でアップグレード。ワインをたくさん呑みながら帰国出来ました。危険な目にあった神長さんも苦労のかいがあって今回で主要アジアを全てウインドアートは網羅。ヨーロッパでも注目を集めつつあるウインドアート。今後も期待出来そうです!

★ 三重&名古屋!

4月 05, 2012 By: S.Yagisawa Category: 日記

シンガポールから帰国するとすぐに三重県立津西高等学校吹奏楽部の定期演奏会!今回はNPO法人吹奏楽振興ネットワークの委嘱作品として手がけた【「伊賀伝承譜」〜悠久なる忍びの掟】私の指揮によって世界初演するというプロジェクト!顧問の仲尾弘文先生は武蔵野音楽大学の先輩にあたります。以前に一度お会いしただけでしたが、今回の初演のお陰で数年ぶりの再会することができました!本当に穏やかかつ音楽を深く探求される先生です。私のリハーサルは前日と本番だけでしたが、生徒さんたちがとても素直で想像以上の演奏になりました!演奏会の翌日はフィリピンに行くため名古屋宿泊。手羽先にターザン焼き、味噌カツなど名古屋名物をたくさん食べましたぁ!

◇ シンガポール滞在!

4月 04, 2012 By: S.Yagisawa Category: 日記

シンガポールは海外の中で一番何度も訪れた国。やはりシンガポールの吹奏楽コンクール課題曲を書いたことが大きいです。シンガポールの吹奏楽関係者は100%の確率で私の作品を演奏しています。なぜならば日本と違いシンガポールの課題曲は1人の作曲家が2曲作曲し、それを必ず演奏しなくてはならないからです。ちなみに本年の課題曲の作曲者はヴァン・デル・ロースト氏。そんな国にミーティングも兼ねて再び行って参りました。今回は演奏会などのハードなスケジュールでは無いので両親も連れて行きました。今まではホールや練習場ばかりでしたが今回は観光もたくさんしてリラックス!セントーサ島やナイトサファリ、そしてマレーシアのジョホールバルなども訪れ充実した日々を過ごしました。ホテルもフラトンという豪華なホテルで本当に休暇感覚で楽しめました!(もちろん打合せもきちんとしましたが!)もちろんカジノも毎日のように行き楽しみました!