やぎりん日記

やぎりん!こと、作曲家の八木澤教司の日記です! 日々の体験や感じたことを書いていきます!
Subscribe

Archive for 1月, 2012

★ 尚美ミュージックカレッジ体験入学!

1月 19, 2012 By: S.Yagisawa Category: 日記

今年も尚美ミュージックカレッジ専門学校では体験入学【八木澤教司先生と尚美ウインドを体験しよう!】が1/29()に開催されます。高校生・高校生卒業生以上を対象として、在校生による尚美ウインドオーケストラに加わって演奏して頂くこともちろんですが、今回は私の指揮とククチャーと共にロングセラーとなっている【輝きの海へ(中編成改作版)】、NECグループの応援曲にもなっているファンファーレ【はやぶさ】、春に向けてCDの制作、楽譜のレンタルがスタートする新譜【「公慶の悲願」〜奈良大仏殿、再建への道】の3曲を練習していきます。しかも今回参加して頂いた皆さんには私のオリジナル・ポストカードもプレゼントします。その他、尚美のオリジナルグッズやイヴェントの招待状などの特典もあるようです。前日まで受付はしているそうなので、ぜひご参加ください。「まだ尚美のことを詳しく知らないので…」「入学するかどうか判らない…」という方でもお気軽に参加ください。もちろん「八木澤作品に興味を持っている」「これから演奏予定で…」「直接、質問をしたい!」という方も参加OKです。併せて指導者の皆様の見学も可能ですので生徒さんとご一緒にいらしてください。参加は無料ですが事前の申込は必要です。詳しくはこちらをご覧ください!皆さんにお会い出来るのを楽しみにしていますね!ちなみに当日は福岡から駆けつけますョ!

■「あすという日が」ポップス版!

1月 16, 2012 By: S.Yagisawa Category: 日記

先週は岩手から帰ると大学時代の友人の結婚式のため静岡県に行き、翌日は愛知県、三重県で打合せと東海を周遊、その後は富山県に行き昨日自宅に戻りました(久しぶりにクラリネットの金井信之先生、サクソフォーンの小串俊寿先生と再会出来ました!)。出張中も毎日のように海外から英文メールが届き自宅に帰ると大変な状態が続きます。作品に関する問合せから客演の打診、楽譜の校正、CDに収録するための音源修正などを全て英語で行わなくてはならないのは母国語でないので大変です。第三者にお願いすることもできるのですが下手な英語でも自分自身の言葉で伝えないと気持ちや意気込みが伝わらないと思い頑張っているところです。

さて近年、吹奏楽のためのポップスアレンジで現場の人気を集めている出版社ウインズスコアより【あすという日が】のポップス版の楽譜が1/20(金)にリリースされるという連絡が入りました詳細はこちら)。編曲は社長である郷間幹男さんが自ら担当され「八木澤さんの原曲と夏川りみさんのポップス版を折衷した新アレンジで、合唱隊がいなくてもピアノが無くても演奏できるスコアになっています」とのこと。原曲の著作権を所有する教育芸術社への権利申請を正式に行った楽譜で、教育芸術社からも確認用のスコアが届きました。吹奏楽だけでも、ボーカルを加えても使用できるのでポップスステージにも最適だと思います。小編成、初級バンドでも無理なく演奏出来るオーケストレーションなので今後は親しまれていくのではないかと思います。私も客演の時に使用させて頂きたいと思います。尚、既にレコーディングも終えているようでYou Tubeでも公開されています。観賞用としても良いですね!

■ 岩手での講習会にて!

1月 05, 2012 By: S.Yagisawa Category: 日記

昨日より岩手県盛岡市に滞在しています。2012年初めの旅が出身地である岩手県であるという喜びもありますが、今回は合唱界の指導者として日本中を飛び回る渡瀬昌治先生と再会できることも楽しみの一つです。本日は岩手県の小・中学校の先生方を対象に渡瀬先生が一日クラス合唱のための講習をされます。私は「希望の歌—あすという日が」のコーナーでサプライズゲスト出演をすることになっています。渡瀬先生は何年も前から【あすという日が】を注目し真っ先に様々な講習で取上げてくださっていた方です。それも私と出会う前から。初めてお会いした札幌では合唱の世界で全くの無名であった私に対して腰低くお話をしてくださるばかりか「先生は、あすという日が、のような多くの人が親しむクラス合唱を書いていくべきだ」と力強く励ましてくださいました。それからは数度しかお会いする機会はありませんでしたが、その人柄に惚れ込み、いつしか渡瀬先生のご指導を見学したいと思っていました。しかし吹奏楽の仕事で国内外を旅する私にとって想っていながらもなかなか、きっかけを作る勇気がありませんでした。

そんな私の背中を押してくれたのが教育芸術社営業岩手担当であり、大学時代から深い繋がりのある友人・小野慎也くんでした。彼は「渡瀬先生が講師でいらっしゃって八木澤くんの曲も使用するから絶対ゲストで来るべきだ!」と昨年の初夏から言ってくれていました。吹奏楽の講習会にゲストならばともかく、合唱の講習会にゲスト出演の提案は私にとって半信半疑でしたが、渡瀬先生も快くお迎えしてくださり今日の日が実現できることになったのです。小野くんは大学時代から先の先を読むタイプでした。当時、行動力の無かった私に「いつ動くべきか」「どのタイミングで何をするか」というのを行動を持って教えてくれた人でもあります。今想えば【あすという日が】の件に関しても彼は5月の時点で“紅白歌合戦”を予期していましたし、今回の盛岡の講習会で私がゲスト出演することがクラス合唱を指導される現場の先生方にとっても“何よりの喜び”になることも判っていたのだと思います。結果として講習会は想像を遥かに超えて盛り上がりました。そして懇親会も多くの先生方から温かいお言葉を頂き、私にとっても新たな出発の日になりました。又、小野くんが営業マンとして先生方から信頼が厚いことも肌で感じることが出来て嬉しかったです。渡瀬先生とは3月末に再び東京でDVD撮影を兼ねた講習会を予定しています。今回の渡瀬先生のご指導から学んだことを基に研鑽を積み、3月は精一杯頑張りたいと思います。渡瀬先生と小野くんに出会えたこと、そして岩手県の温かい先生方に出会えたことに心より感謝します。

☆ 今年も宜しくお願いします!

1月 03, 2012 By: S.Yagisawa Category: 日記

2012年となりました。本年も宜しくお願いします。TBSの特番、紅白歌合戦その他の番組で「あすという日が」をご覧になられた皆様から多くのメールやお電話を頂きました。これからも音楽で多くの人々を勇気づけられるよう頑張って参ります。さて、昨日は世界的に活躍されているサクソフォーン奏者のジェローム・ララン氏がプライベートで来日されていたので大学時代の仲間たちと共に臨時に新年会が企画されました。ララン氏には昨年5月にフランスのトゥーロンで開催されたフェスティバルで【サクソフォーン小協奏曲(デ・ハスケよりリリース開始!)】を演奏して頂いたことでご縁が出来ました。鳥肌の立つ素晴らしい演奏にクラリネット奏者の三浦幸二さんと共に感動したことを今でも覚えています。せっかくなのでフランスでのその他の想い出もご紹介!

フェスティバルが開催されるトゥーロンに行く前にJAL便にてパリに滞在。初めてのパリということもあり定番の観光名所も訪れました。美術館は有名どころが多くこの数日では周りきれませんでしたが、補足として再度昨年8月にイタリアのヴェネツィアに行った帰りにパリに滞在しほとんどの美術館は堪能しました。壮大な芸術作品の集まる素晴らしい都市ではありましたが残念なことに意外にもイメージとは違ってパリの街は汚い…。道路には絶えず大小のゴミが落ちているのです…。ですが噂とは異なり英語も通じましたし、人々も優しく親切だったので非常に住みやすい環境に思えました。さて中でも印象深かったのはマイナーではありますがギャスターヴ・モローの美術館でした。モローの住んでいた家が、そのまま美術館になっていることもあり規模は大きくありませんが素晴らしかったです。以前、ヤマハ吹奏楽団浜松の委嘱で【「神秘の花」—ギャスターヴ・モローに寄せて 】という作品を書いたこともあり想い入れのある絵画がたくさんあって感動でした。

フェスティバルのあるトゥーロンに行く前にララン氏と会いリハーサルを行うため、パリからエールフランス航空国内線を使用して南に位置するニースに立ち寄りました。ここでは本当に風景に感動しました。美しい海に美味しい料理。治安も悪いと聞いていましたが危険は全く感じませんでした。若干、英語が通じなかったので“ヤギ語(=やぎりん語)”を使用する場面もありましたがシャガール美術館なども訪れるなど楽しめました。カルボナーラも美味しかったですし写真のムール貝は一人前のしかも前菜。とても驚くことばかりでした。

日本のディズニーランドは電車ですぐのところに住んでいるのに何年も行く機会がありませんでしたが、パリのディズニーランドはせっかくの機会、シャルルドゴール空港から電車で20分くらいの距離だったので立ち寄ってみました。基本的に日本のアトラクションに似ているという印象でしたがステーキハウスなどがありお酒も呑めるしにぎやかな雰囲気。お土産品はパリをモティーフにしたものが多いのでショッピングも楽しめる感じでした。今のところ3月に再びパリに行く予定なので更に見聞を広めたいと思っています。

さて明日から盛岡に出発です!