やぎりん日記

やぎりん!こと、作曲家の八木澤教司の日記です! 日々の体験や感じたことを書いていきます!
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Archive for 12月, 2011

★ 新譜音源UP!

12月 30, 2011 By: S.Yagisawa Category: 日記

いよいよ本年も僅か…。色々なことがあった一年ですが何とか新年を迎えられそうです。さて東北福祉大学吹奏楽部(指揮:松崎泰賢)が録音した最新の音源が入手できましたのでご紹介します。

■ 「ニルマル・ヒルダイ」〜 マザーの微笑みに包まれて…【ノーカット版】〈未出版・作曲者より楽譜提供〉

本年の全日本吹奏楽コンクールで披露された東北福祉大学吹奏楽部の委嘱シリーズ第5作。コンクールではカット版が演奏されましたが、こちらは全曲版となっています。


■ メモリーズ・オブ・フレンドシップ(出版:ブレーンミュージック)

シンガポール吹奏楽コンクール2011年度課題曲。主に中学生によって演奏されたマーチです。


■ ザ・シンガポール・フライヤー(出版:ブレーンミュージック)

シンガポール吹奏楽コンクール2011年度課題曲。主に高校生によって演奏された序曲です。


東北福祉大学吹奏楽部は既にシンガポールでも八木澤作品のエキスパートとして知られる仙台に位置するバンド。本年は多くの困難のあった年ではありましたが音楽的には益々深みが増したように感じます。来年は益々のご発展をお祈りしています。

○ 東京やぎりん会&忘年会!

12月 27, 2011 By: S.Yagisawa Category: 日記

休み無く26日は堀越高等学校吹奏楽団で委嘱作品【もののふ】のレコーディングを府中の森芸術劇場で行いました。色々と機材のトラブル(何故か電子ノイズが入ってしまう…)で大変な面もありましたが何とか解決!吉澤隆先生の熱い指揮と生徒さんたちのエネルギッシュな演奏がCD化されるのが楽しみです!

そして終了後は吉澤先生、レコーディングに駆けつけてくださったクラリネット奏者の三浦幸二さん、サクソフォーン奏者の浅利真さん、なんと!吹奏楽団の指揮者でありトランペット奏者の湯浅幸嗣さんと共に新宿に向かいました。夜は「東京やぎりん会2011」が開催されました。会員はプロの音楽家から指導者、教育者、楽器業者、出版社など多岐に渡るため通例の6月開催が日程が合わず断念し本年は今回の1回のみ。【輝きの海へ】【はてしなき大空への讃歌】の委嘱者でありスクールバンドサポーターとして全国各地でご指導をされている田川伸一郎先生、【コロポックルの棲む渓谷「神居古潭」】の委嘱団体である陸上自衛隊第2音楽隊(旭川)の元隊長を務められていた加藤良幸氏といった新しい方々に加え、遠方からは富山、新潟からも特別参加があり多くの交流が生まれました。二次会にも20名以上の参加があるといった大盛況!幹事はウインドアート出版代表の神長一康さん、浅利さん、そして当日の大人数をまとめる特別幹事は教育芸術社営業マンである小野慎也さんが 務め、細かな気配りのある対応に参加者は大絶賛!素晴らしい大学の仲間たちが素晴らしい「交流の場」を演出してくれました!心より御礼申し上げます!終電の無くなりかけた三次会は三浦さん、浅利さん、湯浅さん(写真)でワインを呑み、最後は三浦さん、湯浅さんの2人が残り結末を知らぬままタクシーに乗りました。

本日、27日は【あすという日が】でお世話になっている教育芸術社に伺いました。ブレーンミュージックのオンラインショップでも当作品がスコア&パート譜のセット販売が開始された(ブレーンHP参照)こともあり広島から大江賢一さんが来社され偶然にもお会いすることが出来ました。ランチは小野さんと一緒に1月の盛岡での講習会の打合せをしながら定食を!かなりのボリュームです!この講習会では合唱指導者として著名な渡瀬昌治先生が講師を務められ【あすという日が】の原曲である混声3部版(中学生向け)に加え、同声2部版(小学生向け)が取上げられます(この2つの版は小学生と中学生が同時に歌うとキモるよう工夫して制作しています)。又、同じく山本瓔子先生の詩で作曲した混声3部合唱曲(中学生向け)【光を抱こう】も取上げられるため私も講習会のゲスト出演が決まっています。よって年始は4日より遠征がはじまり年末年始の自宅にいる数日間で多くの仕事をしなくてはなりません!

さて夜は合唱界の関係者の皆様と懇親会を兼ねた忘年会に参加して参りました。【あすという日が】の作曲した時にお世話になった教育芸術社編集部の呉羽弘人さんともようやくお酒をご一緒できた他、約1年ぶりくらいに合唱曲【マイバラード】の作詞・作曲家として有名な松井孝夫先生にお会いすることができました。とても気さくで温かいお人柄がにじみ出た作風は教育現場に大変人気があり、貴重にお話もたくさん伺うことができました。多くの素晴らしい方々にお会い出来たかつ、吹奏楽界とはまた違った雰囲気が新鮮で楽しい時間を過ごさせて頂きました。二次会は松井先生を中心に6名ほどで。今回も電車で寝過ごし終電を無くし、、、タクシーで帰り多額の出費はありましたが良き授業料を払ったと思い来年につなげていきたいと思います!

 

◆ 仙台〜市川へ!

12月 25, 2011 By: S.Yagisawa Category: 日記

シカゴから帰国し休む間も無く尚美の授業を行い翌日から仙台入り。東北福祉大学吹奏楽部の定期演奏会でゲスト出演がありました。卒業生から音楽監督である松崎泰賢先生に想い出になるような作品のプレゼントを贈りたいということで協力し作曲した【けやきの杜で…】は仙台フィルハーモニー管弦楽団トロンボーン奏者でもある松崎先生のトロンボーン独奏と卒業生約20名の小編成で演奏できる4分程度の小品。私の指揮でアンコールとして演奏させて頂きました。又、第2日目には客演指揮として恩師でもある佐藤正人先生が福祉大のサウンドに新しい風を吹き込みました。客席の空気が変わるあの緊張感のある音楽創りはいつもながら恐れ入ります。2公演とも例年以上の集客もあり大盛況でした!

もちろん宴会も毎日続き仙台っ子ラーメンの「こってりひき肉入り」も2回食べる機会に恵まれました!(仙台に行ったら私が必ず行く店です!)松崎先生はもちろん今回は佐藤先生もラーメン終止に加わり「美味しい!」とお褒めの言葉を頂きました。決して私がラーメンを作った訳ではありませんが、合格を頂けたようでホッとしました。年度始めに体調を崩された佐藤先生ですが完全復帰、いやそれ以上のエネルギーに満ちた姿で嬉しく思います!

25日には仙台から地元市川市に直行して近郊の高校生たちが合同で演奏するジョイントコンサートへ。毎年私の作品を取上げてくださっていますが今回は【桜桃の実る季節】【トリーム・クルーズ(昨年の委嘱作品)】【あすという日が】と3曲も演奏されました。久しぶりに地元の先生方ともお会い出来ましたし高校生たちにもクリスマスプレゼントとして特製のポストカードも贈呈!とても盛り上がったコンサートでした!

◇ 第62回紅白歌合戦「あすという日が」

12月 20, 2011 By: S.Yagisawa Category: 日記

本日多くの皆様方からご連絡を頂きました。大晦日の第62回紅白歌合戦において【あすという日が】を夏川りみさん、秋川雅史さんによって歌われることをNHKが正式に公表しました。今年のテーマは「あしたを歌おう。」でありNHKは「2011年は東日本大震災をはじめ、台風による被害など悲しい出来事が記憶に残る年でした。そんな中、被災した皆さんが自ら歌った歌、復興の歩みにエールを送った歌など、あらためて歌の力を感じさせられました。また、サッカーで男子がアジア・チャンピオンに輝き、女子がワールドカップで優勝するなど、大きな励ましをもらった年でもありました。そして来年2012年はロンドンオリンピックの年。多くの選手たちの活躍が私たちに感動・希望・勇気を届けてくれるに違いありません。2011年を締めくくる第62回NHK紅白歌合戦は、そんな明るいあしたへの一歩を踏み出す前向きな紅白にしたいと考えています。すばらしい歌手のみなさんの歌唱で歌をしっかりとお届けし、きたる2012年に向け視聴者のみなさんと一緒に明るいあしたの歌を歌える番組とします。」と発表しています。吹奏楽の世界を中心に活動を続けていた私にとっては、こちらの世界の情報には疎いですが、今後も音楽の力で多くの皆様を勇気づけていけるよう精進したいと思います。

■ 第62回紅白歌合戦公式ホームページ

◆ 帰国→武蔵野音大ウィンド!

12月 19, 2011 By: S.Yagisawa Category: 日記

シカゴからの帰国には最大の難関がありました。シカゴを12/18(日)10:15に出発し飛行時間13時間+時差を換算すると成田には12/19(月)14:30に到着することになります。そして同日の東京オペラシティコンサートホールで開催される武蔵野音楽大学ウィンドアンサンブル演奏会に間に合うためには絶対に遅れることはできません。この演奏会では【ペルセウス】がジェームズ・ランブレクト氏の指揮によって演奏され母校ということもあり私は何があっても駆けつけたい一心。成田に14:30到着し初台に18:00なので一見、確実に間に合いそうな雰囲気ですがそうではありません。毎年、シカゴはマイナスの恐ろしく寒い世界。どんなに防寒しても耳や唇に激しい痛みを伴うことも…。そんな状況なので、吹雪などでしばしば飛行機が欠航になるのです…。昨年も作曲家のフィリップ・スパークが飛行機が飛ばずロンドンに帰国するたいみんぐを逃していましたし、我が国の秋山紀夫先生も帰国出来なかったという経緯もあります。仮に飛行機が動いても出発が何時間も遅れることも予想出来ます。現地を数時間遅れればスムーズな飛行計画は難しい。そんな心配を加味したシカゴ生活でしたが今年はなんと、、、日本よりも温かかったのです!コートも入らないという珍しい気候。少し肌寒い日々が続き最終日にパラリとようやく雪が降った程度。もちろん飛行機も通常通り運行。それどころかチェックインカウンターで「八木澤様はよくご利用頂いているので一つ上のランクの座席に変更しておきました」と事後報告で自動的に無償グレードUPまでして頂きラッキーな13時間を過ごしました。 お陰で武蔵野の演奏会には何とか間に合いました、入国手続きなどもあり17:45分到着。

武蔵野音大の演奏会はとても充実したプログラムでした。指揮者であるランブレクト氏はシカゴのミッドウエスト・クリニックでも話題に挙がっていたほどの実力者。実際の音楽だけでなく曲間の呼吸も大切にされる姿勢は全体のプログラムに一貫性を持たせるパフォーマンスに仕上げていました。【ペルセウス】は今回、ハープなどのオプションパートを加えての改訂版の初公開。委嘱校である京都府立桃山高等学校吹奏楽部顧問である安原敏夫先生もご来場くださった他、大学の同期生たち、関係者の皆様もご多忙のなか多数ご来場頂きました。とても素晴らしい音楽を聴かせて頂きとても充実した一日となりました。母校の学生さんの情熱的な演奏を聴けて心より嬉しく思っています。終演後は関係者でオペラシティ53階で忘年会?とても長い一日となりました。

◎ CD【モーセとラメセス】

12月 18, 2011 By: S.Yagisawa Category: 日記

シカゴで開催されたミッドウエスト・クリニックに併せてオランダのデ・ハスケ社がリリースした八木澤教司デ・ハスケ吹奏楽コレクションCD【モーセとラメセス】が早速、日本でも予約が開始されました。ミュージック・ストア・ジェイピーでは先着50名様にオリジナルポストカードをプレゼントすることが決まりました。このCDは【死者の支配する国(プラーム横浜)】【ペルセウス(ワコーレコード)】【シンフォニック・エピソードI(デ・ハスケ)】【「ひと夏の恋」〜 けやきの気に抱かれて(ワコーレコード)】【マヤの紋章(ブレーン)】に続く、私の作品集の6枚目にあたるもので全てデ・ハスケから楽譜も出版されている、或いは現在準備中です。このCD【モーセとラメセス】は日本語訳も付いていて大変便利。演奏はオランダ王国陸軍軍楽隊ヨハン・ヴィレム・フリショー、ドイツ陸軍軍楽隊といったヨーロッパの名バンドから日本は陸上自衛隊西部方面音楽隊、東北福祉大学吹奏楽部、名古屋芸術大学ウインドオーケストラの音源が収録されています。特にまだ委嘱団体以外は演奏していなく音源が全く流出されていない福岡県立嘉穂高等学校吹奏楽部創部80周年記念委嘱作品【ファンファーレ「未知への飛翔」】やアルファモニック吹奏楽団創立35周年記念委嘱作品【アルファモニック序曲】も収録される他、室内楽曲でテューバとピアノのための【愛の歌】、トロンボーンとピアノのための【ヴォカリーズ】などボーナストラックもあります。詳しい収録曲は下記をご覧ください。

◆CD【モーセとラメセス】(オリジナルポストカード付)

★ ミッドウエスト・クリニック会場にて!

12月 17, 2011 By: S.Yagisawa Category: 日記

シカゴでは毎年12月に世界中の吹奏楽関係者が集うミッドウエスト・クリニックが開催されます。私は今回は3度目ということもあり、だいぶ慣れましたが初回ならば誰もがあまりの規模の大きさに気後れしてしまう雰囲気。世界中の作曲家にも容易にお会い出来ますし、世界中の出版社がこのクリニックに合わせて新譜の楽譜とCDをリリースし紹介していきます。私の作品もこれまで【マチュピチュ】【ペルセウス】と海外のバンドが2回選曲し演奏されていますが今回は初めて日本のバンドに自作品が取上げられました。今回演奏されたのはバリ・テューバ四重奏曲【アマゾネス】。ゲストで出演された陸上自衛隊中央音楽隊のメンバーによって満席の聴衆の中で海外初披露、とてもクオリティの高い演奏で感激しました。海外の指導者の方々は私がアンサンブルの作品を書いている、出版している情報が無かったようでとても良い機会になりました。又、今回に併せてブレーンミュージックが【「ポンペイ」— 古代遺跡が語る大都市の繁栄と終焉(ニューヨーク・ホフストラ大学委嘱作品)】の楽譜を発売しましたがクリニック初日の段階で完売となる勢いでした(日本では来年に向けてレンタル開始予定)。その他、デ・ハスケも私の6枚目の作品集になるCD【モーセとラメセス】をクリニックに併せて発売(日本でもまもなく入手可能)するなど出版社もとても活気がありました。

さて今年も多くの作曲家たちと再会がありました。アメリカの作曲家では特にジェームズ・スウェアリンジェン氏(左)とデビット・ホルジンガー氏(右)とゆっくりお話しすることが出来ました。両氏より今年の吹奏楽曲の新譜をご紹介して頂いたり吹奏楽以外の分野の作品についての話題など丁寧に教えて頂きました。スウェアリンジェン氏は私自身が中学時代の吹奏楽部で何曲も作品を演奏させて頂いていますし、ホルジンガー氏のエネルギッシュに作品は高校生時代にとてもお気に入りでしたので両氏が私のことを覚えてくださって歓迎して頂けることに改めて感激でした。

ヨーロッパ方面でも多くの作曲家たちが一同にデ・ハスケのブースに集まり指導者の皆様の問合せに対応していました。写真左は左からフィリップ・スパーク氏、私、フランコ・チェザリーニ氏、ヤコブ・デ・ハーン氏、ベルト・アッペルモント氏(撮影:デ・ハスケ)。この他にもヤン・ヴァン・デル・ロースト氏やヨハン・デ・メイ氏など多数がいらっしゃいました。又、夜は一次会、二次会の宴会を終えヒルトンホテルのBARに行ったところ偶然、作曲家のトーマス・ドス氏とオットー・シャヴァルツ氏、シンガポール吹奏楽コンクールで審査をご一緒したWASBE役員のベルト・アルダース氏にバッタリ、臨時に三次会となりました。毎年5月に浜松で開催される日本バンドクリニックも朝方まで交流会、バッタリ再会というのが多いですが、規模が何十倍のミッドウエストクリニックは更にそのような“バッタリ再会!”が多く本当に楽しい充実した時間を過ごしました。来年は2012年12月19日(水)〜12月22日(土)と今年より一週間遅い開催のようです。ご興味のある方はぜひ今から予定を調整されると良いでしょう。

◇ シカゴへ!

12月 13, 2011 By: S.Yagisawa Category: 日記

昨日、なんと!吹奏楽団の第10回記念定期演奏会を盛大に終えて自宅に帰ったばかりですが、今日からサクソフォーン奏者で武蔵野音楽大学同期でもある浅利真くんと共にシカゴへ出発!JALのJGCプレミア会員になったこともあり空港ではファーストクラスラウンジを使用できるのを楽しみにしていましたが、高級感はあるものの少し狭く打合わせには適さなく(1人で利用するには最適!)いつものサクララウンジで祝杯をあげ、朝食を食べてから機内に乗り込みました。既にホロ良い気分!JAL便には吹奏楽関係者がとても多く乗っていて、いつも顔を合わせる方々と機内で立ち話をしながらシカゴヘ向かいました。映画や会話のお陰で11時間は割とすぐに経ちました。

ミッドウエストクリニックへの参加は今回で3度目となりますが、初参加の浅利さんとアメリカヘ旅するのはシアトル以来。約一週間を共にしましたがアメリカンフードはもちろんドイツ料理、シカゴピザ(写真のようにケーキのような厚さ)などアメリカならではの料理の量に圧倒されながらも完食していきました。ホテルは一年目と同じく地理的に便利なパーマーハウス・ヒルトンに滞在。こちらのホテルにも日本からの吹奏楽関係者が多数宿泊されていました。日本からの参加者の目的はそれぞれ違いますが、純粋にクリニックを受講し演奏会を聴かれる方、海外の作曲者へ新作の依頼を交渉する方、出版輸入に関する打合せをする方、新譜を買い込む方、吹奏楽の最新の情報をキャッチする方などエネルギーのある方ばかりです。日本に輸入される楽譜やCDは高額ですがアメリカでは3分の1の値段くらいなので私もスコアやCDをたくさん購入しました。とても生きた感覚のするところです。次回、会場の様子を。

□ 移動が続く今日この頃。。

12月 09, 2011 By: S.Yagisawa Category: 日記

福岡から戻り色々と作業をしています。年賀状もそろそろ準備しなくてはなりませんが、今年は「謹賀新年」といった言葉を使用しない方が良いとのこと。それほど今年は日本全体として多くの困難があった年だったのだと改めて痛感します。東日本大震災は決して忘れることの出来ない、そして忘れてはいけないことですし、しかしながら同時に希望のある未来に向かって進んでいかなくてはならない辛さもあります。直接の被災者の皆様は夢や希望と軽々しく口に出来ない環境が現段階でも続いていることと思いますが、私には音楽活動によってご協力するしか無いと改めて感じています。先日、ブレーンミュージックより印税報告書の代りに義援金報告書なるものが初めて届きました。私も数曲、印税を放棄し義援金に充てて頂くことにした一人でありますが、多くの作曲家たちとブレーンのご協力によって2,391,652円の寄付をされたと具体的な金額で知ることが出来ました。又、応援しているのは日本だけではありません。数ヶ月前、ワシントン大学ウインドアンサンブルのティモシー・サルツマン博士からメールが届き、来年の3月11日に日東日本大震災へのチャリティーコンサートを企画していることを伺いました。そして私はシアトル交響楽団首席トロンボーン奏者である山本浩一郎氏やジャズトランペット奏者のエリック・ミヤシロ氏と共に当プロジェクト協力してほしいと頼まれました。もちろん喜んでお引き受けしました。その他にも吹奏楽のジャンルだけでも世界中の多くの人たちが日本を応援してくれています。私達も前向きに頑張らなくてはなりません。

週末は再び富山県に行き、なんと!吹奏楽団の第10回定期演奏会委嘱作品【「アンディアーモ!」〜 希望の風が通る街】 の世界初演(12月11日(日)14時、砺波市文化会館大ホール)に立会います。そして帰った翌日よりミッドウエストクリニックに参加するためにシカゴ[12月13日(火)〜12月19日(月)]に行きます。ミッドウエストではミーティングの他、陸上自衛隊中央音楽隊によって作品が披露されます。又、帰国後、成田空港から東京オペラシティコンサートホールへ直行し母校である武蔵野音楽大学ウインドアンサンブルの定期演奏会(12月19日(月)18時半)に出席します。今回はジェームス・ランブレクト氏の指揮で【ペルセウス】の改訂版(ハープなどが加わっている)が初公開されます。そしてその後は仙台で開催される東北福祉大学吹奏楽部第34回定期演奏会(12月23日(金)14時、東北福祉大学音楽堂けやきホール、12月24日(土)14時、電力ホール)の両公演に立ち会い、年末レコーディングと休み無しです。そして間もなくクリスマス。2011年の[やぎりんグッズ]はポストカードになりました。ブレーン(マチュピチュ&ナスカ)、ウインドアート(カッパドキア、ソクラダファミリアの鐘)、デ・ハスケ(ペルセウス、モーセとラメセス)の各社の契約曲をテーマにしたデザインとクリスマスヴァージョンの4種類がセットになったもので、既に大人気アイテムになっています。当然ですがクリスマスヴァージョンは期間限定です。私と直接会った方のみプレゼントしていますので欲しい方はぜひお声をかけてくださいね!村田努さんによる心温まるデザインです。

◆12月になって。

12月 03, 2011 By: S.Yagisawa Category: 日記

12月初旬にはタイで客演の予定がありましたが洪水のためホールが浸水し中止。心よりお見舞い申し上げます。中旬にはシカゴで開催されるミッドウエストクリニックで多くのミーティングが待っています。また今回は数年ぶりに作品が演奏されることになり楽しみが増えています。もっとも楽しみなのはJALのJGCプレミアム会員(1年間以内でJALグループに80回以上の搭乗、又は80.000FLY ONポイントを獲得することで得られる)のステイタスが今月より先行で獲得できたこと。これによって多くの特権が得られます。特に国際線を多く使用する私にとってはお守りにもなる存在。サクララウンジも卒業しファーストクラスラウンジが使用で来ます。早速、シカゴ行きでサクソフォーン奏者の浅利真くんと共に体験してみます(同伴者は1名まで認められます)。

さて【輝きの海へ】【はてしなき大空への讃歌】の委嘱者であり様々な小学校を全国1位に育て上げた田川伸一郎先生の奇跡のDVD&CDがブレーンより発売となっています。この2曲はもちろん小学生では考えられないような難曲を含むレパートリーが多数収録されていて聴きごたえのあるものでした。またブックレットにはバンドを一から作られたご苦労や経験談が田川先生自らによって書かれていて指導者のバイブルになるべく必須の資料と言えます。既に初版は完売に近い状態のようですが再販も予定されているようなのでぜひご覧になってください。田川先生の渾身の指揮と子供たちの奇跡の映像が記されています。恐らくミッドウエストではかなりの話題になるはずです。それを見届けるのもシカゴの最大の楽しみになりそうです。