やぎりん日記

やぎりん!こと、作曲家の八木澤教司の日記です! 日々の体験や感じたことを書いていきます!
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Archive for 5月, 2011

★ 本日よりフランス遠征のため留守にします。

5月 23, 2011 By: S.Yagisawa Category: 日記

あまりに時間が足りず日記の更新もできぬまま本日よりフランスに出発します。出発前だというのに疲労でクタクタです。シンガポールから帰国後は六甲ヴェルデ吹奏楽団の委嘱作品が世界初演になったり、浜松で開催された日本吹奏楽指導者クリニックに行ったりと多くの出来事がありましたが、また改めて記事にさせて頂きます。フランスへは本日5/23(月)〜5/31(火)まで行ってきます。クラリネット奏者の三浦幸二さん、そしていつもお世話になっている松本の音楽社のヤリ手営業マンの宮坂さんも同行します。今回はパリとニースという南フランスに行き【サクソフォーン小協奏曲】のフランス初演を聴かせて頂いたり美術館に行ったりと、大移動で大変ながらもリフレッシュしてきたいと思います。今日までの〆切に間に合わずご迷惑をおかけしている団体もありますが、どうかご容赦ください。フランスから戻ると今度はすぐにタイで客演指揮の演奏会もあり再びバタバタしてしまいそうです。しかしながら海外にいる時は常に刺激的で過酷な徹夜生活を一瞬忘れることができます。今回も多くのトラブルに巻き込まれると予想されますが、何とか無事に戻って来たいと思います。そんことで本日より連絡が取りにくくなりますので予めご了承ください。

○ シンガポール第2日目:コンクール審査!

5月 03, 2011 By: S.Yagisawa Category: 日記

あまりに時間が無く、すっかり日記の更新が遅れてしまいました。昨日よりシンガポールに滞在しています。昨日は早速、ホテル部屋のセーフティボックスが故障したりしてトラブルは予定通りありました…。今日はシンガポール・ユース・フェスティバル期間内に行われる吹奏楽コンクールの高校生部門の審査。高校のことを現地では“ジュニア・カレッジ”と言います。30度を超える熱帯気候。しかし冷房はガンガン惜しみなくかかっていて寒いくらい。しかしながら審査員の顔ぶりには腰を抜かしました。ワシントン大学ウインドアンサンブル指揮者のティモシー・O・サルツマン氏、インディアナ大学のジェフリィー・D・ガーシュマン氏、オランダWASBE役員のブルト・アルダース氏、タイのカサツァート大学ウインドシンフォニー指揮者のニパット・カンチャナアタ氏に加えシンガポールのプロフェッショナル2名、そして私。シンガポールの吹奏楽事情を全く知らない審査員が5人かつ上下カットの方式、究極の公平が保たれます。昼食はビュッフェスタイルで好きなだけ食べれるかつ休憩が2時間とゆったり。審査員の何名かで散歩をしながら喫茶店へ行きました。私が【マチュピチュ】の作曲者だと知ると皆さんとても興味を持ってくださりインチキ英語でも親身に聞いてくださいました(シンガポール課題曲の作曲者というだけでは反応が薄く焦りましたが…)。

夜はシンガポールの友人であるスティーブン・プア氏と日本語ペラペラのヴェッキーさんと合流して食事を。夜景を見ながらBARで美味しいお酒を呑みました。今回は単身で来ているのであまり日本語を話す機会が多くありません。英語のみの生活がこんなに疲れるとは思っていませんでした。。。