やぎりん日記

やぎりん!こと、作曲家の八木澤教司の日記です! 日々の体験や感じたことを書いていきます!
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Archive for 4月 4th, 2010

◎ 名古屋サックスフェスタ2010

4月 04, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

本日は年に1度の東海地区最大のサックスの祭典と言われる名古屋サックスフェスタ2010が名古屋市青少年文化センターで開催されます。私は100人の小学生から社会人に渡るアマチュア参加者で結成されたフェスティバル・サクソフォーン・オーケストラの客演指揮、そして記念委嘱作品【フェスティーヴォ!】の作曲を担当。その他、このサックスオーケストラのために実行委員長の遠藤宏幸氏が編曲した【輝きの海へ】も演奏してしまうといった大掛かりな企画。又、プロステージのゲストとして雲井雅人氏、田中靖人氏といったベテランの先生から名古屋の若手プロ奏者、音大を卒業したばかりの新人など演奏からワークショップなどあらゆるコーナーが設置。本当に大きなイヴェントでした。この企画の素晴らしいところはプロとアマの境界線が無く、皆で音楽を楽しみサッスクという楽器のあらゆる可能性を模索して発展に繋げようとしているところ。一緒に参加していて本当に居心地の良い温かなイヴェントでした。写真(左)は左より遠藤氏、雲井氏、中山順次氏(実行委員)。写真(右)は田中靖人氏。

開演前にはロビーでコンサートなども!演奏しているのはCD【ペルセウス】で【陽炎の舞踏】を演奏してくれた名古屋ウィンドシンフォニーのサックスカルテット!右の写真はこの4人に同じく名古屋ウィンドシンフォニーの打楽器奏者の平林明美が加わったもの。左より藤原愛子さん、佐野功枝さん、平林さん、真室香代さん、柴田沙耶香さん。

演奏会の休憩の時にも絶えず音楽が流れている環境。写真(左)はバリトンサックスのみの4重奏といった貴重なライヴ。何と私のバリ・テューバ四重奏【オアシスの娘と3匹の狼たち】まで演奏してくれました!そして写真(右)はデ・ハスケよりリリースされている作品集CD【シンフォニック・エピソード】で同曲の中間部のソロを担当された渡辺志穂さん。レコーディング当時は名古屋芸術大学の学生さんでしたが今はプロとして活躍中!しかも彼女は先日、客演指揮でご一緒させて頂いた春日井西高等学校の出身とのこと。ご縁を感じますねぇ。

私の担当した100人オーケストラは本番は奏者の皆さんがとても集中していて練習の時よりも数段良い奇跡的な演奏になったと思います。また臨時に加わってくれたプロ奏者たちもアマと気持ちを一つにして演奏してくれていて温かい空間が舞台に広がったように思えました。昨年までこのオーケストラの指揮を務められていた雲井雅人先生も本当に喜んでくださっていて感動的な演奏会となりました。私自身も心から楽しめた本番でした!企画してくださった実行委員の皆さん、100人オケの皆さんありがとうございました!終了後はプロ、アマ、ゲスも含めた打上げ!全員参加のためアルコール無しでのパーティー。最近ようやく知られてきた“やぎりんゲーム”をしたり楽しい時間でした。終了後は大人のみで大宴会!ホテルのチエックイン門限がある関係で深夜12時頃に先に失礼させて頂きましたが、本番の興奮が冷めずに昨日に引き続きクラリネット奏者の三浦幸二さんとホテル付近で軽く宴会。居酒屋にラーメンがあったのでワインと共に食べてみましたが…。このラーメン、、、マズい。こんなの数年ぶりの体験。。。やはり良いこと、悪いことはバランス良く訪れるのですね。教訓となりました。。。