やぎりん日記

やぎりん!こと、作曲家の八木澤教司の日記です! 日々の体験や感じたことを書いていきます!
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Archive for 2月, 2010

■ 尚美体験入学!

2月 28, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

今日は津波が来るとか、来ないとかニュース報道のあるなか尚美の体験入学。恒例の“八木澤教司先生の指揮で尚美ウィンドを体験しよう!”のコーナーでした。今回は新譜の【モーセとラメセス】【故郷の想い出】を中心とした3曲を練習。作曲時のエピソードを語りながらの合奏でした。体験入学にいらしていた高校生たちともトーキングしましたし、今日の合奏で卒業となる学生さんともお話ししました。卒業する学生さんとは謝恩会でお会いするのが最後となります。謝恩会はシンガポール行きの前日となりますが、見届けに行かなくてはなりません!!!

さて、終了後は夜の予定まで時間があったので第2回〈やぎりん、ドルチェの会〉を卒業する学生さんと臨時開催。“ドルチェ”とは名ばかりで、しっかりピザやハンバーガーなども皆に食べて頂いた。最後はドルチェ終止という感じで写真の通りカロリー満点の“おやつ”となりました。ちなみにこのイタリアンレストランは本当に美味しい。夜も食べなければならないのにどうしよう…。来週の旅もカロリー高そう、というか高いものばかりだろうし…。健康管理が本当に難しい。

● 千葉〜埼玉

2月 27, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

今日は午後は千葉県立鎌ヶ谷高等学校吹奏楽部において3月30日に行われる定期演奏会の客演指揮の練習へ伺いました。演奏するのは【サクソフォーン小協奏曲】【ヘリングの朝】の2曲。サックスのソリストにはヴィーヴ!サクソフォーン・クヮルテットの浅利真さんがゲストに招かれています。同高校の顧問である小林武巳先生は武蔵野音大の先輩でもあり、デビュー時期からお世話になった先生。こういった形でご一緒させて頂けるのは嬉しいですね。さて、浅利さんは本日の練習は他の先約のため不在。そこで初演ソリストの中村圴一先生のお弟子さんであり、初演に向けて中村先生のアシスタントを務めた尚美1年生の藤井一弥くんに急遽、代役をお願いして練習にお付き合い頂きました。当曲はレコーディングさせていなく高校生たちはこれまで音源無しで練習していました。よってソロのサックスの加わった演奏は今日初めて聴くことに。よくこれまで音源が無いのにイメージできたなぁと感心するほど熱心に練習してくれていました。藤井くんも熱意のあるソロを披露してくれて世代近い高校生にはとても刺激的だったことが雰囲気ですぐに判りました。藤井くんにとっても高校生にとっても良い機会と鳴ったようで本当に良かったです。

終了後は3月22日に東京芸術劇場で開催される響宴の練習のため、川口市・アンサンブルリベルテ吹奏楽団の練習に立ち会いました。今回演奏される曲は何曲【優位な曲線】。福本信太郎先生の的確な指示と指揮のもと、どんどん音楽が変化して行き、私の思いつかなかったようなアプローチまで研究してくださっていて本当に勉強になる時間でした。本番はどんな演奏になるのか期待いっぱいで練習が終了となりました。

22時頃から仕事を終えリベルテの練習に駆けつけてくれた浅利さんと、同じくヴィーヴ!の鶴飼奈民さん、そしてリベルテのサックスパートを中心とする団員さんたちで宴会!盛り上がり過ぎて終電が無くなってしまいましたが、鶴飼号でなんとか送って頂き無事に帰還。その前に浅利さん、鶴飼さんと3人でラーメン終止。彼らとは大学時代からの仲。卒業してもこういった関係が繋がっているのは幸せです。

● 作曲家!懇親会!

2月 26, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

今日は東京ミュージック&メディアアーツ尚美のアンサンブル実技の試験。自分たちで編曲した作品を実演、公開の形式で行う試験です。自分たちで編曲したものを発表する試験という観点はなかなかユニークなもので、恐らく音楽大学ではそういった試験は無いでしょう。管弦打楽器学科の学生にも現場で生かせる編曲する能力を身につけさせようという、吹奏楽に力を入れている尚美ならではのオリジナルの授業&試験だと いつも興味深く思っています。この授業は私は3クラス持っていて、先輩作曲家である高橋伸哉先生も同様に授業を担当されています。そういったことで今日は共に試験官として久しぶりの再会となります。試験終了後は今年度の授業納日として高橋先生と打上げをする約束がありました。実は他にも同じく尚美で務めていらっしゃる作曲家の岩田学先生、菊池幸夫先生、そして尚美卒業であり私と吹奏楽デビュー期が一緒である坂井貴祐くんも宴会にお誘いしていて、ヴィーヴ!サクソフォーン・クヮルテットの浅利真さんも交えての懇親会となりました。

会話の流れは次第に吹奏楽というよりは現代音楽の話題になり、久しぶりにソチラの単語が出て来て懐かしく思いながら話しました。ここ数年、外出ばかりで自宅でCDをゆっくり聴く機会も無かったので新鮮な気持ちになりました。菊池先生の学生時代の武満徹さんとの逸話は特に興味深く聞かせて頂きました。又、一方で学生さんからもらった“うまい棒”を嬉しそうに持つ高橋先生(写真)も普段とは違った一面。作曲家の素顔を垣間見ることのできた貴重な時間でした。最後は地元に戻ってラーメン終止。お疲れさまでした!

● アクセス解析

2月 25, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

今日は久しぶりに自宅に丸一日いる日。溜まっていた郵便物やメールなどを整理したりしていたら、あっと言う間に夜…。まだ微熱があって不調…。明日は尚美の試験、明後日の土曜日は3月に客演指揮で招かれている千葉県立鎌ヶ谷高等学校吹奏楽部への初練習、そしてそのままアンサンブルリベルテ吹奏楽団へ響宴の練習立ち会い、そして日曜日は尚美の体験入学と気が抜けません。しかも3/3から3/10までは仙台〜札幌〜名古屋〜松本〜神奈川と一週間自宅へ戻れぬ更なるハードなスケジュール。そしてすぐにシンガポール遠征。作曲家というのが、ここまでハードな体力を必要するとはデビュー前は考えてもみませんでしたが、今だからこそできるものだと思い全力で頑張りたいと思います。ちなみに写真は松本市の風景。

さて、ホームページを確認していたら【アクセス解析】ができることを想い出して、ちょっと休憩がてら調べてみました。ので、発表です!

2009年1月1日〜2009年12月31日アクセスランキング!

まず、“どの国の方々が見ているのか”という調査では

第1位:日本/第2位:台湾/第3位:シンガポール/第4位:ドイツ/第5位:アメリカ合衆国、でした。

アメリカよりもドイツの方々が見てくださっているのは意外でしたが、あとは作品の演奏頻度に比例していると思われます。

次にどんな“人名”の検索で、ホームページに辿り着いているのかという調査では

第1位:八木澤教司(又はやぎりん)/第2位:田川伸一郎/第3位:吉澤隆/第4位:高田亮/第5位:安藤久仁男、(敬称略)でした。

私のホームページなので私が第1位なのは当然ですが、やはり次に多いのは【輝きの海へ】【はてしなき大空への讃歌】を生むきっかけを作ってくださった元・市川市立新浜小学校吹奏楽部顧問の田川先生。そして【サグラダファミリアの鐘】で記憶に新しい堀越高等学校吹奏楽団の吉澤先生、【マリンバ協奏曲】のソリストである高田さん、福島県の吹奏楽指導者である安藤先生がとても多いです。

そしてどんな“作品名”の検索で、ホームページに辿り着いているのかという調査では

第1位:マヤの紋章/第2位:ペルセウス/第3位:エンペドクレスの愛/第4位:眩い星座になるために…/第5位:カッパドキア、でした。

なかなかこういった調査も興味深いですね。

今日は久しぶりに田川先生にお電話をしました。3月末にある千葉県立船橋東高等学校吹奏楽部の定期演奏会で田川先生の客演指揮で【はてしなき大空への讃歌】を演奏して頂けるとのこと。きっと私の想像を超える素晴らしい名演になることでしょう。

☆ オリジナル・ステッカー!

2月 24, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

札幌のホテルで目を覚ます。喉が痛いもののだいぶ体調が回復してきました。ゆっくり休めないので治りに時間がかかりそうですが、なんとか安定させたいと思います。さて、今回は“やぎりんオリジナル・ステッカー”のデザインを公開します。今年は作曲家としてデビューして10年目を迎えるため10周年記念品として代表作をテーマとしたステッカーを限定で制作することになりました。テーマに選ばれたのは最もご要望の多かった【マチュピチュ】【カッパドキア】【ナスカ】【ペルセウス】【サグラダファミリアの鐘】デザインは八木澤作品CDジャケットのデザインでお馴染みのネオ・クリエイトの村田努さん。今回もイメージ通りのデザインで大満足です!現在既に印刷中で3月1日に完成する見込みです。3月より私に出会った方々や私のホームページからCDを購入して頂いた方などに特典として無料でプレゼントしていきます。欲しい!と思われた方は遠慮なくお声をかけてくださいね!

今日のお昼は新千歳空港にて帯広豚肉味噌ラーメンというのを食べました。そう、先週の帯広での感動が忘れられず…。しかし結果は微妙でした。風邪のせいでしょうか?たまにはそういう時もありますね。

☆ 母なる北方の大地

2月 23, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

朝4時に起きて出発の準備。なんとか熱は下がりました。喉がまだ痛く完治ではないものの今日はなんとかなりそうです。本日は数日前に完成したばかりの陸上自衛隊北部方面音楽隊(札幌)創隊50周年記念委嘱作品【交響詩「母なる北方の大地 — すべての生命を讃えて」】の立ち会い練習のため札幌へ。世界初演は3月6日(土)札幌コンサートホールkitaraにて行われます。 福岡で隊長である澤野展之さんとお会いした時に初合奏の感想を伺うと“まだ全体像が見えない状態、とても解釈が難しい”とのことでした。少なくとも良い曲なのか、そうでないのかもまだ判断できないという感じの印象に聞こえるニュアンスでおっしゃっていたので私は少々不安を抱えながらの出発しました。

札幌の駐屯地に到着し澤野さん、そして今回の委嘱を頂くきっかけとなった音楽班長の山下顕さんと再会。山下さんは以前隊員として旭川を拠点として活動する陸上自衛隊第2音楽隊の委嘱作品【コロポックルの棲む渓谷「神居古潭」】の初演をして頂いたことがきっかけで出会いました。当曲にとても想い入れがあったことから今回の委嘱作品のお話をくださったようです。山下さんの今回の意気込みは電話などでの打合せからも判り、絶対に山下さんを裏切れない!という気持ちもあって全力で制作に打込んでいました。結果として少々の納期が遅れてしまいましたが、今日、山下さんと直接お会いして、その笑顔から少し救われたような気がしました。

澤野さんは“あれから何回か練習してちょうど面白くなってきたところ、でもまだ解釈で判らない、解決できなくて悩んでいることがたくさんあります”とのこと。明らかに福岡でお会いした時とは様子が違い今日の練習が面白くなるのではないかと私も楽しみになってきました。そして澤野さんは“大学の先輩であること、隊長であることを気にしないで、八木澤さんの意図ははっきり伝えてください、解釈が違えばハッキリ隊員の前でも言ってください”とまでおっしゃてくれました。ただ私は同時に澤野さんは、かなり楽譜を読込んでくださり様々な解釈を想定していらっしゃる意気込みにも感じられ、さすがだと改めて想う瞬間となりました。実は今回の委嘱作品を私が書くと決まった時は澤野さんはまだ東京にいて隊長に就任されていませんでした。ですが偶然にも良いタイミングで澤野さんが隊長に就任した初めての定期演奏会において今回の作品が世界初演となるのです。私は以前、澤野さんが指揮する陸上自衛隊中央音楽隊の演奏する【マチュピチュ】を生で聴いて熱くエネルギッシュな音楽創りに心より感動しました。そんな想いがあっただけに今回の作品は近年の作風をあえて使用せず、音楽創りのアプローチが多様で解釈の難しい【輝きの海へ】はてしなき大空への讃歌】【稜線の風】といった初期の作風を基に制作しました。そう、単に音を並べるだけでは全く音楽にならない、指揮者の“こうしたい”という意志がダイレクトに出る初期の八木澤コラールなのです。隊長とお弁当を食べながら打合せ。

練習は約4時間行いましたが時間を忘れるほど面白いものとなりました。澤野さんも山下さんも休憩の度に“面白くなってきた!”と連呼。想った通り澤野さんはあらゆる解釈を想定して研究されていて、私がちょっとイメージを伝えるだけで隊員へ的確な指示を。そして一瞬でアプローチの違った演奏を実演できるバンドの高いクォリティ。音楽が次第に生きて行く、みるみる変化してより立体的な演奏になっていくことを練習会場にいた誰もが感じるものとなりました。15分もの大作で北海道の四季がドラマチックに描かれていく。最後の確認を兼ねた通しの演奏で山下さんは“本当に泣きそうになりました、今回は音楽班長という立場で演奏に参加できないのが悔しいほど感動です”とおっしゃってくださり、私も何日も徹夜し苦労して生み出した抑圧された気持ちが解放されたような瞬間でした。本番が本当に楽しみでなりません!

夜は澤野さんも山下さんを中心としたメンバーで懇親会。美味しい鍋を食べながら楽しい時間を過ごさせて頂きました。そして本番を終えた大学の同期である本間将大くん(陸上自衛隊第2音楽隊)も駆けつけてくれて更に盛り上がる時間となりました。明日は東京に戻り、再び作曲に集中しなくてはなりません!

■ 風邪…

2月 22, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

東広島のホテルで目を覚ます。あれ!頭が痛い、声が出ない、喉も痛い!もしかして風邪が悪化!?ホテルで薬をもらいとりあえず広島空港へ出発。体温は38.1とあまり宜しくない。身体も痛く、かなり不調。とりあえずお家に帰ろう。でも明日の北海道行きが心配。そんな中でも色々な作業はしなくてはならないので、今日も休めそうにありません。とりあえずは栄養をと空港で“ちゃんぽん”を食べました。幸いにも私はどんなに体調が悪くても食欲が無くなることがないのです。飛行機の中はずっと寝ていました。羽田空港からリムジンバスで小岩駅まで寝ながら辿り着き電車で地元の駅に。念のため病院で見て頂くと、とりあえずはそんなに重くない様子。総合的な風邪薬をもらって自宅に帰りすぐに寝ました。が、明日は朝4時に起きて北海道に行かなくてはなりません!頑張って治さなくては!

● クラリネット協奏曲

2月 21, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

本日は東広島ウィンドアンサンブル第20回記念定期演奏会委嘱作品【クラリネット協奏曲】の最初で最後の練習日。そして同時に残念ながら伺えない武蔵野音大ホルン会の演奏会の日でもあります。朝ホテルに初演ソリストを務められる広島交響楽団クラリネット奏者の橋本眞介氏がわざわざ車でお迎えにいらしてくださり、打合せをしながら東広島へ。プロとして本当にお忙しくされている橋本氏と私の日程が本日しか合わず集中練習をすることになりました。橋本氏は大学の先輩でもあり以前から親しくさせて頂いているので、今日の練習はとても楽しみでもありました。しかし先約のシンガポール客演指揮と重なり今回も残念なことに初演に立ち会うことができないのです。ですから今日の練習&懇親会は団員さんたちも含め本当に重要な日となっています。しかしながら、これまでの激務の疲れが溜まっているのか今日の私はベストコンディションではありません。2日前の福岡ではちょっと風邪気味でしたが、昨日は治ったかのようにみえました。しかし本日はちょっと微妙。嫌な予感がしていたので体温計を持ってきていたので計ったら37.8という数値。ちょっと高めですねぇ。明日は一旦自宅に戻りますが、明後日は北海道に行くので体力を上手く調整しなくてはなりません!

練習会場に到着すると地元のケーブルテレビの取材陣や広島新庄中学・高等学校吹奏楽部の藤本祐紀先生と生徒さんたちが見学にいらっしゃっているなど公開形式での練習。橋本氏は昨日バンドと初合わせで本日が2回目の合わせとなります。良い意味での緊張感の中で橋本氏と共にアィディアを出し合って順調に進んで行きました。指揮者は団内の若手ですが本当に熱意を持って勉強してくれていて橋本氏も大絶賛!次第に団員に笑顔が見えて来て良い合奏、音楽創りが見え本番の成功が予感されました。皆さんの熱意と気迫に圧倒され、いつしか私も体調不良を忘れるほどのノリノリとなっていました。15分もある大作。特に第2楽章は練習であるのに涙が出てくるほどの感動的なソロとバンドの対話。橋本氏もバンドの間奏に聴き惚れてしまう、本当に感動的だと喜んでくださり、団員さんたちも自信を持って奏でてくれました。本当に初演が聴けないのが悔しいです。約1ヶ月前でこの完成度。本当に素晴らしいバンドです。

少し遅めのランチはカツの定食。栄養をたくさんとらなければ、と久しぶりの野菜も含めたくさん食べましたぁ。そして夕方から懇親会までの間はホテルにて仮眠を取って体力温存。目が覚めると体温は36.9に。一応、規定上、熱が下がったことになり安心して宴会へ参加。本日1日しかない団員さんとの貴重な懇親会は色々なお話をすることができました。いつもよりお酒を控え、1次会にて失礼してホテルですぐに休みましたぁ。明日の体調はどうなるか!

△ 福岡→広島へ!

2月 20, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

福岡のホテルのチェックアウト時にクラリネット奏者の三浦幸二さんと待合せ。ちょぅど良いタイミングで九州女子高等学校吹奏楽部の出口貴浩先生からお電話を頂きランチをご一緒させて頂くことになりました。出口先生のお薦めのお寿司屋さんに3人でタクシーにて向かいましたぁ。今回も美味しい!素晴らしかったです。左上の写真が1人前。それプラス残りの写真分を三浦さんと2人でパクパク食べてしまいましたぁ。かなり食べ過ぎでベルトがきついです。。。

お二人と離れ私は明日の東広島ウィンドアンサンブル第20回記念定期演奏会委嘱作品【クラリネット協奏曲】の練習に備えて新幹線で広島に向かいました。夜は大変お世話になっているブレーン・ミュージック社長である村上健氏、社長令嬢の明希さんと共に3人で広島料理専門「酔心本店」にて会食。とても貴重なお話を伺うことができました。シカゴでお会いして、その時は予定が合わず食事がご一緒できなく残念でしたが、今回は広島にて実現出来て良かったです。とても実りのある時間を過ごさせて頂きました。そして何よりも私の大好きな釜飯をメインとした広島料理と風格のあるお店。とても美味しく、お酒もかなり呑んでしまいましたぁ。ありがとうございました!

今日は美味しいもの尽くし。カロリー満点な一日でしたぁ。

◎ 自衛隊音楽まつり in 福岡

2月 19, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

朝起きると、ちょっと風邪気味。。。今日は陸上自衛隊西部方面音楽隊(熊本)の委嘱作品【「西風に揺られて」〜熱き心の鼓動が鳴り響く】が世界初演となるため福岡へ向かいます。今回の初演は九州を拠点とする陸上自衛隊が集まり単独演奏、そして合同演奏、さらにゲストに精華女子高等学校吹奏楽部を招いた“音楽まつり”といった大きなイヴェントです。今回もクラリネット奏者の三浦幸二さんやユーフォニァム奏者の野口薫さんも演奏会に駆けつけてくれました(まずはお二人のツーショット)。会場のリハーサルを聴かせて頂くと、とても良い仕上がりになっていました。今回の初演は陸上自衛隊の合同バンドを委嘱元である西部方面音楽隊隊長である高橋充氏の指揮によって行われます。素晴らしい演奏ではありますが、今回の客層は“音楽まつり”だけに吹奏楽ファンというよりも、むしろ一般のお客様が中心。できるだけ判りやすく爽やかに作曲していますが、どういった反響があるか少々心配でもありました。そんな気持ちのもと楽屋でお弁当を食べましたぁ。

楽屋では思いがけないことがありました。西部方面総監である陸将の用田和仁氏より直々に記念品(写真)を授与して頂きました。作品名まで記されていて素晴らしい贈り物を頂きました。お心遣いに心より感謝します。又、来月創隊50周年記念委嘱作品【交響詩「母なる北方の大地 — すべての生命を讃えて」】を世界初演して頂ける北部方面音楽隊(札幌)隊長の澤野展之氏とも再会。そして、デビュー当時にお世話になった柴田昌宜氏にも思いがけない再会。柴田隊長は現在、沖縄を拠点とする第一混成団音楽隊長に就任され活躍中とのこと。こういった縁で再会があるのがこの世界の本当に面白いところ。早速、三浦さんや野口さんもご紹介させて頂きました。

さて、演奏会も無事に終了。心配していた作風も大丈夫でした!夜は本来は高橋隊長と私と2人で打上げ?という予定でしたが、様々な関係者が聴きにいらっしゃることが事前に判っていたので、せっかくなので隊長を囲んでの懇親会を提案させて頂き実現となりました。この実現に向けて多大なるご尽力を頂いたのは九州女子高等学校吹奏楽部顧問である出口貴浩先生。出口先生のお声がけにより演奏会にご来場差入れた陸上自衛隊第四師団後援会の佐々木吉夫氏、福岡吹奏楽連盟の中村泰男氏、福岡工業大学吹奏楽団常任指揮者の柴田裕二氏、福岡市消防音楽隊楽長の佐藤譲氏も懇親会に参加。そして本日指揮をされた高橋隊長、柴田隊長、森本陽三隊長(第四音楽隊)に加え澤野隊長、更には4月の第4回台湾クリニックでご一緒させて頂く福岡県立嘉穂高等学校吹奏楽部の伏見宜秀先生も鹿児島から駆けつけてくださるなど、三浦さん、野口さんも含め20名くらいの大宴会となりました。こういった機会に人と人が繋がってゆく、本当に楽しいですね。

二次会は澤野隊長、柴田隊長、出口先生、三浦さん、野口さんと私の6名でラーメン屋にて行い、もちろん替え玉も必修。ちなみに写真は柴田隊長と三浦さん。三次会は三浦さん、野口さんと3人でBARにて朝方まで行いましたが、私はさすがに途中で眠気に負けて…お二人は色々と語り合えたようで何よりです。