やぎりん日記

やぎりん!こと、作曲家の八木澤教司の日記です! 日々の体験や感じたことを書いていきます!
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Archive for 1月 11th, 2010

◎ 名古屋での講習会!

1月 11, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

本日は名古屋地区の先生方の企画する講習会がウインドアート出版の協賛のもと開催されます。“2010吹奏楽の新レパートリーを探る”という名の如く、新譜の公開レッスン、新譜紹介コンサート、楽譜やCDの展示など一挙に行われました。午前中はモデルバンドを務める名古屋市立東港中学校吹奏楽部へ訪れ簡単な打合せをさせて頂きましたが、顧問の三浦聖司先生はとてもユニークな方で生徒さんも明るく楽しい時間を過ごさせて頂きました。同バンドは【眩い星座になるために…】をとても良く歌い込んでくれていました。お昼は先生方と“王府めん”というのを食べました。ラーメンの仲間です。これもとても美味しいですが、お腹いっぱい。ホテルの朝食もたくさん食べ過ぎていたし、何よりも昨日のラーメンもまだ消化されていない感じ。午後は指揮をするので食べるのを控えるつもりでしたが、先生方の薦めもありチャーハンやシューマイまで食べてしまいました。。。

講習会は私の担当のコーナーではご要望が多かった「大編成の作品を少人数で演奏するためにどうすれば良いか」「コラールの表現方法に関して」という内容を中心に行いました。会場のお客さんに直接尋ねてみた結果、20名以下の部員で頑張っている生徒さんも多数いたようなので名古屋市立東港中学校吹奏楽部の生徒さんには【眩い星座になるために…】を16人で演奏して頂くといった実験も行い、優秀な生徒さんたちは見事な演奏をしてくれました。又、普段、少人数バンドを指導されていて大編成バンドの指揮をされる機会の無い先生に、舞台にいらして頂きコラールを指揮して頂くなど参加型の講座にも発展。名古屋南高等学校吹奏楽部は作品の成り立ちや裏話をするための断片的な演奏にご協力頂きましたが、とても熱い演奏をで八木澤作品の特徴をしっかりと客席に届けてくれました。そして客席に駆けつけてくださった名古屋ウィンドシンフォニーの三浦幸二さんにも臨時に舞台上にいらして頂き、演奏家サイドならではのワンポイント・アドバイスをして頂きました。客席には200人ぐらいの受講生がいらしていたようですが、本当に熱心に聴いてくださっていて嬉しかったです。講習会終了後も多くの受講生が質問をしに尋ねてくださり、やりがいのある充実した時間を過ごさせて頂きました。今回の講習会と新譜紹介クリニックはNPO法人吹奏楽振興ネットワーク“Bild Net”が映像として収録していますので、数ヶ月後にはインターネット配信が予定されています。ご興味のある方はぜひご覧くたさい。

終了後は撮影をしてくださったBild Net”の皆さん、そして講習会にいらして頂いた先生方と臨時の懇親会。名古屋ウィンドシンフォニーの丹治清貴さん、CD【ペルセウス】に収録された【散歩、日傘をさす女性】のピアノを弾いてくださった長井美香さんも駆けつけてくださりCD発売記念の打上げがようやくできました。もちろんウインドアート出版の神長さんご夫婦も一緒です。名古屋名物をたくさん食べましたぁ。

写真は三浦さんと暁中学校吹奏楽部の佐藤先生。私は21時過ぎの新幹線で千葉に帰って作品の続きを書く予定でしたが、気づくともう新幹線の時間まであと少し、身体も痛いし疲労もあり風邪気味…。わざわざ私のためにいらして頂いた皆さんともまだきちんとお話できていないし、しかも三浦さんとの打合せもまだ終わっていない、、、そんな現状から臨時にホテルをとって身体を休め明日帰ることを決断。作品をお待ちの皆様お許しください…。2次会は三浦さんと打合せがてら2人で行い、その後、お互い疲労があるということで再びホテルの隣に偶然あったマッサージへ。三浦さんは昨日に引き続き寝てしまい20分ほど受付で待ちようやくホテルへ。明日は早く帰って作品の続きを書かなくては。。。精神的には休むことのできない状況です。。。