やぎりん日記

やぎりん!こと、作曲家の八木澤教司の日記です! 日々の体験や感じたことを書いていきます!
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Archive for 1月, 2010

● ピサの斜塔へ!

1月 02, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

今日はかなり凄かった。なぜならばフィレンツェのウフィツィ美術館への観光なのです(写真は禁止でした)。ここは絵画にご興味のある方ならば誰もが一度は行きたい場所。ほんの2時間弱の滞在で残念でしたが、行けただけでも十分満足な美術館でした。飛行機の搭乗並みのセキュリティチェックまでありました。この美術館にはサンドロ・ボッティチェッリの傑作【ヴィーナスの誕生】【プリマヴェーラ】やレオナルド・ダ・ヴィンチの傑作【受胎告知】など、興味深い名画がたくさんあるのです。本来ならば最低丸1日は滞在していたい場所です。ゆっくり見れなくて残念でしたが、生で見ることができて本当に良かったです。もちろん資料もたくさん買いましたぁ。

美術館の外も豪華。【ペルセウス】の像を発見!ホテルへの帰り道には、あの神曲で有名なダンテのお家も発見!フィレンツェは芸術家の街ですねぇ。驚きばかりです。落ち着きを取り戻すためにも、まだシカゴとの比較研究のなされていないイタリアのマクドナルドに入ることに。アメリカのような壮大な大きさではなく、ほぼ日本と同じ大きさでした。ここでアメリカサイズが出て来たら驚きばかりで腰を抜かすところでした。。。助かりましたぁ。

午後はオプショナルツアー(別料金)のピサの斜塔への半日観光へ行きました。ここは最もスリの多い場所としても有名。カップルでのプロのスリや、ジプシーさんたちが多いようです。私はジプシーというのは魔法使いのようなお婆さんタイプを想像していましたが、そうではないんです。ミニスカートやGパンをはいた身なりもキレイにした今風の女の子グループなのです。狙われると笑顔で話しかけてきて、その隙に別の娘がスリ行為、そして更に別の娘が回収するといった具合にポジションがしっかりと決まっているようです。とてもベテランさんです。同じツアーの方はスリ未遂にあったようですが私たちは何とか無事でした。

そういった危険な地域だけあって素晴らしいピサの斜塔を見ることが出来ました。本当に斜めです。斜めで、斜めで、本当に不思議。理屈抜きに面白い建物です。写真で見るのと実物は迫力が違いますね。感動です。夜はフィレンツェのホテルに戻り自由に夕食をとのこと。ホテルでお薦めのレストランを教えてもらって食べに行きましたぁ。暗くて良い写真が取れませんでしたが、このツアー最大の感動的なディナーとなりました。本当に美味しくて、美味しくて、たくさん食べて呑んでしまいましたぁ。当然ですがツアー料金に含まれていなく別料金なのが残念!

◇ ヴェネツィア→フィレンツェ

1月 01, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

イタリア滞在3日目となりました。そして新年を迎えました。皆さん、あけましておめでとうございます!こちらでは“おめでとう!”というのは本日のみ。明日からは通常の仕事のようで日本のように正月は長くないようです。ちなみにまだ街にはクリスマスツリーやクリスマス音楽が流れています。ヨーロッパではクリスマスはあくまでもキリストの誕生を祝うということのようで、12/25を過ぎてもしばらくはクリスマス習慣のようです。正月にクリスマスの雰囲気も楽しめるのは不思議ですが文化を感じますねぇ。世界遺産や絵画についての写真や資料はいくらでも調査できますが、こういった知識的なことは普段意識しないと気づきません。また、ガイドさんなどが歴史的な話題をされると必ずキリストに結びついてくるとうのも文化を感じますねぇ。宗教というよりも歴史として伝わってくるところが不思議なところです。

さて、今回のヴェネツィア。昨年とは全く違う印象。昨年はヴェネツィアのみを1週間滞在ということに対し、今回は半日の滞在ということもありますが、何よりもアクア・アルタ(高潮)といったヴェネツィアの中心であるサンマルコ広場が1メートル以上も水位が上がるという現象に巻き込まれました。私の記憶に残る街の道が全て歩けない状態なのです。まさに“水の都”といった感じですね。ですが、また不思議なことに午後にはこの1メートル以上もあった水が全く無くなってしまうという奇怪な現象も見ることができました。前回の秋のヴェネツィアとは違った一面を見れて良かったです。写真はヴェネツィアン・グラスを作っている職人さん。昼食はイカ墨のスパゲティ、小エビとイカのフリットを食べましたぁ。美味しかったけど、自分でメニューを選べなく惜しい!ゴンドラ運河めぐりがあったのでアルコールは止めておきましたぁ。

午後はまたまたバス移動。今度はフィレンツェへ。ここでは2泊できるので少しゆっくりできます。やはり一泊ずつホテルが変わるのは荷物整理やパスポート管理など個人的には面倒に感じます(身軽にしているのが好きなので)。今回のホテルはチェッターニ・フィレンツェというホテル。街の中心地にしていて便利でしたが、これまでのホテルより若干部屋が狭く何故か暖房が効き過ぎ。でも便利さは重要なポイントなので窓を開けるなどで対応!夕食は近くのレストランへ誘導して頂きトスカーナの伝統的な太麺パスタと言われる“ピッチのポルチーニ茸ソース”とフィレンツェ風ステーキ“ビスティカ・アッラ・フィオレンティーナ”というのを食べました。とても美味しかったし量も多かったです。グラスワインに良いものが無かったので、テーブルがご一緒の方にボトルを頼んで一緒に呑むことを提案、承諾。こちらも美味しかっです!レストランに行く途中に壮大な建物があったので撮影。。。凄過ぎます。。。ということで長い1日が終了。今年も宜しくお願いします!